ロマネスク様式の傑作、世界遺産の「サン・トロフィム教会(L’église de saint-Trophim)」 - アルル旅行
「サン・トロフィム教会(L’église de saint-Trophim)」は、ロマネスク様式の傑作として知られ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの4つの巡礼路(トゥールーズの道)の始点の一つとなっています。
また、世界遺産「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の一部として、登録されています。
2014〜2015年年越しヨーロッパ旅行(18泊21日+おまけ)シリーズ
今回は「サン・トロフィム教会(L’église de saint-Trophim)」です。
有名な「サン・トロフィム教会の回廊」には、写真より右側にある別の入口から入ります。
※教会は無料ですが回廊は有料です。
サン・トロフィーム教会の回廊(Le Cloître saint –Trophime )
HAPPY TRAVELER: 町の喧騒を忘れて、世界遺産「サン・トロフィーム教会の回廊(Le Cloître saint –Trophime)」を散策- アルル旅行
タンパン(扉の上の半円形)には
中央にイエス、「マタイ」(左上)、獅子(左下)「マルコ」、
「鷲」(右上)が「ヨハネ」で、牛(右下)「ルカ」の彫刻「最後の審判」があり。
タンパン下部は「使徒の彫刻」があります。
人間だけでなく、不思議な動物の彫刻も沢山あります。
「サン・トロフィム教会」の内部
この辺りはロマネスク様式。
上の絵はLouis Finsonの「Lapidation de saint Étienne」
投石の刑により殉教した聖サン=テチエンヌらしいです。
ブールジュにあるブールジュの大聖堂「サン・テチエンヌ大聖堂」も
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼地のひとつとのこと。
こちらはゴシック様式のようです。
ゴシック様式の内陣は15世紀にできたそうです。
壁の絵はオービュッソンのタペスリー。
「Jésus au milieu des docteurs de la Loi」(中央)博士たちと議論するキリスト
「Noces de Cana」(左)カナの婚礼
教会内は想像より小さいですが
絵やタペスリーがたくさんありました。
修道院長ローランス・ギャスパールのお墓(右)
彫刻の顔がかけていてちょっと怖いです。
こちらはLouis Finsonの「マグスの来訪」の絵。
この後、美しい彫刻のある柱の回廊で有名な「サン・トロフィーム教会の回廊(Le Cloître saint –Trophime )」 へ行きました。
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2014年12月