映画「アメリ」の舞台「モンマルトル(Montmartre)の丘」で最優秀賞受賞のバゲットに感動 - パリ旅行
「モンマルトル(Montmartre)」は、パリで一番高い丘、そして観光地です。
パリ・バゲット・コンクールで最優秀賞を受賞したバゲットをカジッたり、映画「アメリ」でアメリが働いていたカフェに行ったりと、日没まで散策しました。
2014〜2015年年越しヨーロッパ旅行(18泊21日+おまけ)シリーズ
今回は「モンマルトル(Montmartre)の丘の散歩 」です。
モンマルトルの見どころ
- 生地屋街「ステンケルク通り(Rue de Steinkerque)」
- パリの街を見下ろす「サクレ・クール寺院 (Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)」
- 絵でいっぱいの広場「テルトル広場(Place du Tertre)」
- 数多くの芸術家に描かれた元ダンスホール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la galette)」
- 芸術家が拠点としていたアトリエ「アトリエ洗濯船(Le Bateau-Lavoir」
- アート作品「ジュテームの壁(Le mur des je t'aime)」
- 「レイアール広場(Plaça Reial)」のクリスマス・イルミネーション
- パリで最初の鉄筋コンクリート造りの教「サン=ジャン=ド=モンマルトル教会」
- パリ・バゲット・コンクールで最優秀賞を受賞「ル・グルニエ・ア・パン(Le Grenier a pain)」
- アメリが働いていたカフェ「カフェ・デ・ドゥー・ムーラン(Café des Deux Moulins)」
- 圧倒的な存在感、キャバレー「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」
1.生地屋街「ステンケルク通り(Rue de Steinkerque)」
アン・ヴェール駅からサクレ・クール寺院に向かう通り。
この通りから人で溢れています。
ファストフード店「Quick」
ステンケルク通りに向かう途中、そこそこ混んでいる
ベルギーのファストフード店「Quick」というお店に入ってみました
が、店名の逆を行くスローなお店で、ただ単にレジ待ちが混んでいるだけでした。
レジ待ちを我慢できれば、トイレ休憩等、気軽に入れるお店なのでお勧めです。
ヨーロッパ起源(ベルギー)の最初のハンバーガーのお店のようです。
Web:http://groupe.quick.fr/en
ステンケルク通りに向かう途中、そこそこ混んでいる
ベルギーのファストフード店「Quick」というお店に入ってみました
が、店名の逆を行くスローなお店で、ただ単にレジ待ちが混んでいるだけでした。
レジ待ちを我慢できれば、トイレ休憩等、気軽に入れるお店なのでお勧めです。
ヨーロッパ起源(ベルギー)の最初のハンバーガーのお店のようです。
Web:http://groupe.quick.fr/en
狭い路地には
お土産屋さんもあります。
ステンケルク通り(Rue de Steinkerque)
この通りは生地屋街として知られているらしく
歩道横にダンボールに入った生地なのか衣料が沢山並んでいました。
ここは映画「アメリ」にも登場しました。
2.パリの街を見下ろす「サクレ・クール寺院 (Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)」
1914年に完成。
イスラム建築の影響を受けた建築。
やっと全貌が見えました。
ここから寺院までには沢山の人が写真を撮っています。
この周辺、怪しい人は数人見かけましたが。。
噂に聞いていた。ミサンガ売りには幸いにも出会いませんでした。
サクレ・クール寺院 (Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)
Web:http://www.sacre-coeur-montmartre.com/
Web:http://www.sacre-coeur-montmartre.com/
後を振り返るとこんな感じです。
右側の緑色が先程のメリーゴーランド。
ドンドン高台になっていきます。
人で溢れかえっています。
青空にサクレ・クール寺院の白色が本当に綺麗です。
正面にはキリスト像
入口両脇には騎馬像があり
右側はジャンヌ・ダルクの像です。
左側にはプティ・トランの乗り場があります。
寺院はドーム内部の天井画が必見のようなのですが
今回は中には入りませんでした。
騎馬像は正面左側にある聖王ルイ像です。
聖王ルイは「シテ島」と並んで「パリ発祥の地」と言われる
「サン・ルイ島」の名前の由来だとか。
「シテ島」の「サント・シャペル (Sainte chapelle)」も聖王ルイが建てました。
サント・シャペル (Sainte chapelle)
長〜い行列の後に「サント・シャペル (Sainte chapelle)」でパリ最古のステンドグラスを鑑賞
寺院前の広場からの眺め
パリの街が見渡せます。
テルトル広場に続く道、この辺りは本当に人だらけです。
警察の方が存在感を出して、パトロールしていました。
その成果なのか
途中、この人混みの中でパトカーに乗せて連れて行かれている人がいて
皆の注目の的になっていました。
今日のテラス席、本当に寒いと思います。
3.絵でいっぱいの広場「テルトル広場(Place du Tertre)」
モンマルトルと言えばこの広場。
ピカソさんもかつてはこの広場で絵を描いていたのでしょうか。
広場は絵でいっぱいです。
通りに響くアコーディオンの音色が
モンマルトルの雰囲気にぴったりでした。
この辺りは石畳がまだまだ残っており
勝手にイメージしていた、パリそのものの場所でした。
この界隈、ヒールの高い靴は歩きづらいと思います。
4.数多くの芸術家に描かれた元ダンスホール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la galette)」
ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を代表とする
数多くの芸術家に描かれた元ダンスホール。
ガイドブックによると
今はレストランとして「スパイシーな創作料理」が味わえるようです。
ムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la galette)
Web:http://www.lemoulindelagalette.fr/en/
Web:http://www.lemoulindelagalette.fr/en/
モンマルトル(Montmartre)
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の向かいにある小道
左上の壁から顔が出ていますが、「壁抜け男」ではありません。
世界各国に自分の顔型を貼り付けているストリート・アーティスト「グレゴス(Gregos)」の作品です。
グレゴス(Gregos)
Web:http://www.gregosart.com/
Web:http://www.gregosart.com/
5.芸術家が拠点としていたアトリエ「アトリエ洗濯船(Le Bateau-Lavoir」
ピカソやマティス等が拠点として住んでいたアトリエ。
木造のものは1970年に火事で焼けてしまったようです。
6.アート作品「ジュテームの壁(Le mur des je t'aime)」
612枚のタイルの上に
各国の言葉で「愛している」と書かれたアート作品。
小さい広場ですが
カップルがキスを交わしたり、ちょっと目のやり場にこまることも。。。
幸せな雰囲気に包まれている場所でした。
ジュ テームの壁(Le mur des je t'aime)
Web:http://lesjetaime.com/
Web:http://lesjetaime.com/
7.素敵な地下鉄の出入口「アベス駅(Abbesses)」
アベス広場にある、アールヌーボーの巨匠「エクトール・ギマール(Hector Guimard)」設計の素敵な地下鉄の出入口です。
このように屋根のあるデザインは貴重なものです。
調べてみると、ここからホームまでにはものすごい長い螺旋階段があるとか(エレベーターもあり)次回のために覚えておきます。
8.パリで最初の鉄筋コンクリート造りの教「サン=ジャン=ド=モンマルトル教会」
アベス広場の向かいに
レンガ色の素敵な教会を見つけたので入ってみました。
内部も本当に素敵で。。
圧倒されたのですが
帰って調べてみると、パリで最初の鉄筋コンクリート造りの教会だったようです。
モンマルトルの坂道を散歩した後の
休憩のついでに素敵なステンドグラスを観られるのでお勧めです。
ここも石畳、そして坂道。
9.パリ・バゲット・コンクールで最優秀賞を受賞「ル・グルニエ・ア・パン(Le Grenier a pain)」
2010年のパリ・バゲット・コンクールで最優秀賞を受賞した
職人ミッシェル・ガロワイエさんのお店。
出来たてのバゲットを食べましたが、小麦の香りがよくて、初めての食感でした。
ものすごくパリッパリッしてます。
支払いの際、お釣りは店員さんからの手渡しではなく、レジの前の機械から出てくるシステムだったので気付かず。。
他のお客さんが教えてくれました。
1996年にパリに1号店をオープンし、現在、フランスはもちろんのこと、日本をはじめ、中国、ロシアにも店舗があります。
ル・グルニエ・ア・パン(Le Grenier a pain)
Web:http://legrenierapain.com/en/
Web:http://legrenierapain.com/en/
また石畳ですが今度は夕焼け付きです。
だんだん日が暮れてきました。
10.アメリが働いていたカフェ「カフェ・デ・ドゥー・ムーラン(Café des Deux Moulins)」
映画「アメリ」で、アメリが働いていたカフェ。
たまたま店の前を通ると、それほど混んでいなかったので入ってみました。
本来は甘いものが苦手なのですが
最近歩き疲れているせいか。。
本当に美味しいのか。。
ものすごく美味しく感じました。
この日、周囲のお客さんはクリームブリュレ率低く
隣に座ったスペイン人家族もホットワインを飲んでいました。
トイレも含め
全体的に可愛い雰囲気のお店でした。
今回店員さんに案内され、座った席はこのパネルの真ん前。。。
絶えずカメラを向けられているようで。。
ちょっと落ち着かない場所でした。
11.圧倒的な存在感、キャバレー「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」
1889年創業のキャバレー。
ムーラン・ルージュと言えばトゥルーズ=ロートレックです。
周りが暗くなって、キャバレーの明かりが灯ると圧倒的な存在感でした。
ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)
Web:http://www.moulinrouge.fr/
Web:http://www.moulinrouge.fr/
この後、モンパルナスタワーの近くの「Crêperie de Saint-Malo」にガレットを食べに行きました。
【 Next 】Crêperie de Saint-Maloに続く
HAPPY TRAVELER: クレープ屋通りの「クレープリー サン マロ(Crêperie de Saint-Malo)」でガレット(galette)に初挑戦 - パリ旅行
【 Back 】2014〜2015年年越しヨーロッパ旅行(18泊21日+おまけ)シリーズに戻る
2014年12月
コメント
コメントを投稿