岩盤をくり抜いた「テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)」を見学 - ヘルシンキ旅行
「テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)」は、岩盤を繰り抜いた上に、円盤型の天井で覆った半地下の教会。
このような斬新なデザインの教会が、1969年完成とは意外に古いと驚きました。
デザイン・設計は、兄弟で活躍したデザイナーユニット スオマライネン兄弟。
Vappuでピクニック・タリンで世界遺産の旧市街散策シリーズ
今回は「テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)」です。
もみの木でできた静寂の教会「カンピ礼拝堂(Kampin kappeli)」もお勧めです。
カンピ礼拝堂(Kampin kappeli)
HAPPY TRAVELER: もみの木でできた静寂の教会「カンピ礼拝堂(Kampin kappeli)」で無音の世界を体験 - ヘルシンキ旅行
カンピから「テンペリアウキオ教会」を目指して徒歩で移動
本日はカンピのアパートから「テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)」を目指し、Runeberginkatuを歩きました。
途中「自転車専用の道路(Baana)」を見かけました。
自転車専用の道路(Baana)
東の港エリアから「ヘルシンキ現代美術館(Kiasma)」付近まで伸びている自転車専用道路。
かつて、港から貨物輸送のために使用されていた線路の跡を利用しているようです
少し前は歩行者専用道路だったとかの情報もあります。
※「Baana」とは「高速道路」という意味のフィンランド語のスラングのようです。
東の港エリアから「ヘルシンキ現代美術館(Kiasma)」付近まで伸びている自転車専用道路。
かつて、港から貨物輸送のために使用されていた線路の跡を利用しているようです
少し前は歩行者専用道路だったとかの情報もあります。
※「Baana」とは「高速道路」という意味のフィンランド語のスラングのようです。
アアルト大学・ビジネス学部
暫く歩くと、今度はアアルト大学の建物を見つけました。
アアルト大学・ビジネス学部(Aalto-yliopisto Kauppakorkeakoulu)
2010年に、フィンランドにあった3つの大学が合併し、フィンランドの著名な建築家でありデザイナー、アルヴァ・アアルトの名前をつけた大学。
建物:フィンランドの建築家Hugo HarmiaとWoldemar Baeckmanによって
設計、1950年に完成。
壁のレリーフ「Kauppiaita」:アラビア(Arabia)の美術部門で働いていたロシア人(1921年にボートが難破したことがきっかけでフィンランドに移住)の陶芸家Michael Schilkin(ミハエル シルキン)によって作成。
2010年に、フィンランドにあった3つの大学が合併し、フィンランドの著名な建築家でありデザイナー、アルヴァ・アアルトの名前をつけた大学。
建物:フィンランドの建築家Hugo HarmiaとWoldemar Baeckmanによって
設計、1950年に完成。
壁のレリーフ「Kauppiaita」:アラビア(Arabia)の美術部門で働いていたロシア人(1921年にボートが難破したことがきっかけでフィンランドに移住)の陶芸家Michael Schilkin(ミハエル シルキン)によって作成。
LiikevoittoというAimo Johan Kustaa Tukiainenによる彫刻(1954年)。
寄り道しすぎたので、先を急ぎます。
右側に岩盤の上の人工物が見えてきました。
テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)
横から見たらこんな感じです。
ここを目指してこなければ、まったく教会とはわかりません。
テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)の入口
教会入口は質素な感じです。
教会の入口
今回、事前にインターネットで経路を検索した際には
教会の入口が違う場所となったので要注意です(教会の上に登る道になっていました)。
教会入口はLutherinkatuとFredrikinkatuの交わる場所にあります。
今回、事前にインターネットで経路を検索した際には
教会の入口が違う場所となったので要注意です(教会の上に登る道になっていました)。
教会入口はLutherinkatuとFredrikinkatuの交わる場所にあります。
テンペリアウキオ教会|内部(1階)
教会入口の薄暗い雰囲気とは違い
教会内部は、円盤型の天井を支える柱の間にあるガラスから想像以上に光が注ぎ込んでいました。
教会内部ではちょうどタイミングよく楽器の演奏が行われ、岩盤に覆われた半地下の空間では、楽器の音がよく響いていて、神秘的な雰囲気でした。
本当に岩肌むき出しの壁です。
岩肌に触れると少しひんやりしました。
フィンランドにある岩盤は、氷河期に岩が氷河によって削られた跡です、この岩肌にも歴史を感じます。
教会1階脇の通路は狭くて、人とすれ違う際岩肌にぶつかりそうです。
2階からの眺めがお勧め!!
教会を訪れたら、絶対2階に登ることをお勧めします!!
パイプオルガン、こちらの音色も聴いてみたかったです。
座席の椅子の色が美的センスを感じさせます。
※右側は2階座席部分
円盤型の天井を支える柱と石積みが織りなす曲線が
美しいですが、どうやて作ったのだろうと思わずにはいられません。
岩肌を伝って雨水が流れている場所もありました。
テンペリアウキオ教会の上の岩場に登る!
教会の入口の右上には密かに十字架があります。
そして教会の上に登ることができるので、登ってみました。
教会内や入口付近は、団体客が沢山いて教会なのに騒がしく、ちょっとゲンナリしますが
教会の上にはあまり登る人もいないのでお勧めです。
教会の上への登り口〜2ヶ所あり
教会入口からは、写真の右側に道なりに行く方が近く、わかりやすいと思います。
教会入口からは、写真の右側に道なりに行く方が近く、わかりやすいと思います。
入口近くには公園があり、桜が咲いていました。
ここから登って行きました。
エメラルドグリーンの物体が教会の天井です。
しかし、本当に教会の上にも岩盤がひろがっています。
「登ってはいけません」的な標識があります。
岩盤からまわりを見下ろすと、教会の周囲を取り囲む道路より、かなり高い頃に居るのがわかります。
ここの岩盤に座って、暫く休憩しました。
教会を見学した後は、青空が見えてきたので「シベリウス公園(Sibeliuksen Puisto)」の近くにある「カフェ・レガッタ(Cafe Regatta)」を目指して歩きました。
【 Next 】カフェ・レガッタ(Cafe Regatta)に続く
HAPPY TRAVELER: 海辺を望む赤い小屋「カフェ・レガッタ(Kahvila Regatta)」で、念願のマッカラの直火焼きに挑戦!! - ヘルシンキ旅行
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2015年5月
テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)
休館日: | 無し |
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メモ: | 教会の入口は、LutherinkatuとFredrikinkatuの交わる場所です。 |