中世の雰囲気が色濃く残る教会裏の小径「聖カタリーナの小径(Katariina Kaik)」 - タリン旅行
「聖カタリーナの小径(Katariina Kaik)」は、1995年に再建されたものですが、中世の雰囲気が色濃く残る、かつてあった聖カタリーナ教会の裏手にある小径です。
瓦がのった屋根付きの梁が、小径の上に架かり不思議な景色です。
Vappuでピクニック・タリンで世界遺産の旧市街散策シリーズ
今回は「聖カタリーナの小径(Katariina Kaik)」です。
聖カタリーナの小径の入り口
「ヴェネ通り(Vene)」側から入りました。
聖カタリーナの小径(Katariina Kaik)
暗い入り口を抜けると、こんな景色が目に入りました。
左の壁には、墓石が展示されていました。
19世紀の半ばに、荒廃した教会の西側が取り壊され、保存状態のよい墓石が展示されたそうです。。
その後墓石は、プライベートコレクションや納屋の舗装用として、また1882年には、墓石の殆どがArthur Girard de Soucantonによって、彼の夏の別荘「Rocca al Mare(海辺の石)」に移動されました。
※別荘の周りにある公園の道(その名もアッピア)に沿って飾られたようです。
現在は、聖カタリナ教会の南側から移動された墓石、1959年〜1960年に「Rocca al Mar」から戻された墓石が、一緒に飾られているとのこと。
左から3番目にあるのは、ブレーメン家(Bremen)の14世紀の墓石。
ロッカ・アル・マーレ(Rocca al Mare) エストニア野外博物館
Web:http://evm.ee/
Web:http://evm.ee/
墓石の壁の先には、これまで見たことのない景色が広がっていました。
小径の両側には、工芸品の作業場が集まり、販売もされています。
石の壁の窓には、花が飾られています。
ここは小径なので「ヴェネ通り(Vene)」と「Müürivahe通り」を繋いています。
※奥がMüürivahe通り。
Müürivahe通りも、車一台が通るのがやっと。。
この後、世界遺産の旧市街の城壁を利用した路面店が立ち並ぶ「セーターの壁」に行きました。
【 Next 】セーターの壁に続く
HAPPY TRAVELER: 世界遺産の旧市街の城壁を利用した路面店が立ち並ぶ「セーターの壁」 - タリン旅行
【 Back 】Vappuでピクニック・タリンで世界遺産の旧市街散策シリーズに戻る
2015年5月