1929年創業、モデルニズモ様式の老舗のカフェ「カフェ・デ・オペラ(Cafe de L'opera)」 − バルセロナ・メルセ祭旅行
「カフェ・デ・オペラ(Cafe de L'opera)」は、1929年2月にオープンした老舗のカフェです。
「ランブラス通り(Las Ramblas)」に面しているモデルニスモ様式は、外観も内部も素敵な佇まいです。
メルセ祭(La Mercè)で賑わうバルセロナの旅行シリーズ
今回は「カフェ・デ・オペラ(Cafe de L'opera)」です。
「カフェ・デ・オペラ(Cafe de L'opera)」は、観光客でごった返している「ランブラス通り(Las Ramblas)」沿いにあります。
この場所の歴史は古く、18世紀末にはバルセロナ地域の村々やサラゴサ、マドリッド等へ向かう馬車の出発地点に当たる“酒場兼宿屋”として飲食業務を行っていたようです。
その後、1831年以前までは当時流行した「チョコラテリーア」として、その後1928年までは貴族やブルジョワ達が足繁く通うカフェレストラン「la Mallorquina」がありました。
現在のカフェの内装の一部分は、これらの時代から残されている貴重なものです。
お店正面のドアは、木枠がカーブしていて自然をモチーフにした、時代を感じさせるドアです。
店内のお客さんは、おじさん一人率が多く、「ランブラス通り(Las Ramblas)」にあるテラス席には観光客がたくさんです。
お店の方にお勧めしていただいたビール。
かなり大きめのグラスで、持ち上げるのも重いです。。
お店の方は、この重いグラスをトレーに乗せてバランスよく「ランブラス通り(Las Ramblas)」にあるテラス席運んでいきます。
天井は、デザインも色合いも上品です。
壁の木の加工やカットガラスの加工装飾は、「チョコラテリーア」時代からのもの。
これらの女性の風貌は、さまさまなオペラから描写。
ここの店員さんは、その辺りのお店と違い
おそろいの制服で対応もしっかりしていました。
ただ、仲間同士楽しそうに仕事をしている様子は、他のお店同様微笑ましかったです。
中央のカウンターから奥も必見です。
この後、予約していた海辺のパエリア屋「チリンギートエスクリバ(Xiringuito Escribà)」に向かいました。
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2015年9月
カフェ・デ・オペラ(Cafe de L'opera)
Web: | http://www.cafeoperabcn.com/ |
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メモ: | トイレは階段を上がった2階にあります |
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