街灯が似合う、古本屋街「セシル・コート(Cecil Court)」 − ロンドン旅行
「セシル・コート(Cecil Court)」は、ヴィクトリア時代の店先の雰囲気が残る通りです。
1930年代から書店が立ち並ぶ通りとして知られており、現在でも古書をメインに古地図や切手などの商品を扱うお店が多くあります。
街灯が灯ったこの通りが素敵だったので、寄り道してみました。
EU離脱前!? グローバル都市をゆったり歩くロンドン旅行シリーズ
今回は「セシル・コート(Cecil Court)」 です。
看板の素敵な「セシル・コート(Cecil Court)」
店頭から突き出た「看板」と外灯の雰囲気が好きです。
2012年設置されたプレート。
セシル・コート(Cecil Court)は、英国での初期の映画産業で重要な役割を果たした通りとして「Flicker Alley」とも呼ばれます。
同じく、Cecil Court 9番地には2011年に設置された「モーツァルト(Mozart)」の「ブルー・プラーク(blue plaque)」があります。
1764年にヨーロッパをツアーをしていた「モーツァルト(Mozart)」一家は、最初の約4ヶ月間(4〜8月)、理髪師「John Couzin」の家に下宿し、ロンドンでのモーツァルトの最初のコンサートチケットは、「John Couzin」のお店で販売されたそうです。
Cecil Court 9番地に「ブルー・プラーク(blue plaque)」があるのは、「John Couzin」の理髪店があった場所。
モーツァルトが「セシル・コート(Cecil Court)」に滞在中、初めて交響曲を作曲したとか。
「セシル・コート(Cecil Court)」は、その歴史を17世紀末まで遡ることができ、通り名の「セシル・コート(Cecil Court)」は女王エリザベス1世の重臣であった「初代ソールズベリー伯爵ロバート・セシル(Robert Cecil, 1st Earl of Salisbury)」にちなんでいるそうです。
日が暮れてきて、街灯が灯った「セシル・コート(Cecil Court)」も素敵でした。
元は古本屋街だった「チャリング・クロス・ロード」
こちらは「セシル・コート(Cecil Court)」から繋がる大通り 「チャリング・クロス・ロード(Charing Cross Road)」にある1855創業の古本屋さんです。
元々、ここ「チャリング・クロス・ロード(Charing Cross Road)」が古本屋さんなどが集まった場所だったそうですが、今や激減しているそうです。
Francis Edwards
Web:http://www.francisedwards.co.uk/
Web:http://www.francisedwards.co.uk/
パティスリー・ヴァレリー(Patisserie Valerie)
同じく「チャリング・クロス・ロード(Charing Cross Road)」沿いにあるカフェのチェーン店。
店内ではアフタヌーン・ティーを楽しんでいる観光客の姿もあり、 ショーウィンドウに飾られたケーキが美味しそうでした。
パティスリー・ヴァレリー(Patisserie Valerie)
Web:https://www.patisserie-valerie.co.uk/
Web:https://www.patisserie-valerie.co.uk/
この後、ジェレラート屋さん「Gelupo」に行きました。
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2016年9月
セシル・コート(Cecil Court)
Web: | http://www.cecilcourt.co.uk/ |
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