12世紀から独自の市長と議会、自治権を持つシティ(City of London)の市庁舎「ギルドホール(Guildhall)」 − ロンドン旅行

ギルドホール(Guildhall)
ロンドン|ギルドホール(Guildhall)

「ギルドホール(Guildhall)」は、「シティ(City of London)」の市庁舎の役割を果たす建物です。
1440年に完成しましたが、1666年の「ロンドン大火(The Great Fire of London)」と第二次世界大戦(1940年)によって焼失しました(地下礼拝堂とグレートホールの一部は残りました)。
広場には、かつてここにあった「ローマ時代の円形競技場(Roman Amphitheatre)」を示す円形があります。

EU離脱前!? グローバル都市をゆったり歩くロンドン旅行シリーズ
今回は「ギルドホール(Guildhall)」 です。




ローマ時代の円形競技場を型どった黒いタイル

ギルドホール(Guildhall)
ギルドホール(Guildhall)とギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)
「ギルドホール(Guildhall)」の最初の記録は1128年からあり、建物は1440年に完成しました。
現在のホールの西側の地下礼拝堂は、13世紀後半のものと言われています。
1848年11月16日には、ピアニストショパンが最後の公開演奏を行ったそうです。
広場を見渡すと、黒いタイルで作られた円形が見えます。
これは、かつてここにあった「ローマ時代の円形競技場(Roman Amphitheatre)」を型どったもの。
「ローマ時代の円形競技場(Roman Amphitheatre)」は、1987年、建物下から発見されました。

「ギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)」の地下を訪れると「ローマ時代の円形競技場(Roman Amphitheatre)」跡の一部を観ることができます。

ギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)

ギルドホール(Guildhall)
ギルドホール(Guildhall)


ギルドホール(Guildhall)
ギルドホール(Guildhall) West Wing of Guildhall


ギルドホール(Guildhall) West Wing of Guildhall
ギルドホール(Guildhall) West Wing of Guildhall
ドラゴンをモチーフにした「シティ・オブ・ロンドン(City of London)」の紋章



St Lawrence Jewry

St Lawrence Jewry
St Lawrence Jewry
こちらの教会は、元々12世紀にSt Lawrenceに捧げられた教会だったようです。
1666年の「ロンドン大火(The Great Fire of London)」で焼失し、イギリス王室の建築家「クリストファー・レン(Sir Christopher Wren)」によって設計再建されました。
その後の戦争で甚大なダメージを受け、再び再建されたそうです。




地下に「ローマ時代の円形競技場」が眠る「ギルドホール・アート・ギャラリー」

ギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)
ギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)

この後、地下に眠る「ローマ時代の円形競技場(Roman Amphitheatre)」跡を観るために「ギルドホール・アート・ギャラリー(Guildhall Art Gallery)」に行きました。


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2016年9月


ギルドホール(Guildhall)


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