ビザンティン様式が美しい「ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)」 − ロンドン旅行
「ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)」は、ビクトリア朝の建築家「ジョン・フランシス・ベントレー(John Francis Bentley)」によって設計されたビザンティン様式の独特な大聖堂です。
1895年から1903年にかけて建築されたそうですが、1902年3月初めに建築家「ジョン・フランシス・ベントレー(John Francis Bentley)」が、そして1903年6月に大聖堂の創始者であるヴォーン枢機卿が死亡したそうです。
観光客の多い「ウェストミンスター大寺院(Westminster Abbey)」とは違い、静かなこちらの大聖堂を訪れてみました。
EU離脱前!? グローバル都市をゆったり歩くロンドン旅行シリーズ
今回は「ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)」 です。
ウェストミンスター大寺院(Westminster Abbey)
HAPPY TRAVELER: 「ウェストミンスター大寺院(Westminster Abbey)」 − ロンドン旅行
「ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)」を目指して
「ヴィクトリア・ストリート(Victoria Street)」を歩いていると、近代的な建物に囲まれた中に、ぽつんと存在感のあるパブの建物が現れました。
アーティレリー・ブルワリー(the Artillery Brewery)によって1862年に建てられた建物で、1941年5月10日から11日(第2次世界大戦中)の、ドイツ軍による空爆「ロンドン大空襲(The Blitz)」からも免れたそうです。
アルバート(The Albert)
Web:http://www.taylor-walker.co.uk/pub/albert-victoria/c6737/
Web:http://www.taylor-walker.co.uk/pub/albert-victoria/c6737/
※英国の保存建造物(Grade II listed building)に指定
歴史ある建物とは知らず、目的地へ行く途中、たまたま見つけたのですが、「ヴィクトリア・ストリート(Victoria Street)」を挟んで、反対側から写真を撮っていると、通りがかりの人達から「あの建物を背景に写真を撮ってください」と声を掛けられました。
それくらい、魅力のある建物です。
ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)の外観
「ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)」に到着。
こちらも周囲には近代的な建物がありますが
やはりビザンティン様式の独特な外観は、存在感があります。
左の高い塔は、高さ83メートルの塔「聖エドワードタワー」。
通常の入場料は無料ですが、この塔に登るエレベーターは有料です。
入り口。
入って左には、売店があります。
ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)の内部
入り口から入ると、目の前に身廊が広がります。
外のレンガ造りと比較すると、未完の為か、全体的に内部はとても簡素な印象を持ちました。
中央には、長さ10mの大十字架があり。
各柱には、彫刻家でありタイポグラファーでもあるエリック・ギル(Eric Gill)による「十字架の道行(Stations of the Cross)」(1914年)のレリーフがあり、これは世界的に有名とのこと。
十字架の道行(Stations of the Cross)のレリーフ、こちら。
もちろん内部には、モザイク画がたくさんあります。
「ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)」と向かい合う建物も
その周囲もこんなに独創的です。
この後、「ロンドン・ヴィクトリア駅(London Victoria station)」に行きました。
【 Next 】ロンドン・ヴィクトリア駅(London Victoria station)に続く
HAPPY TRAVELER: 「ロンドン・ヴィクトリア駅(London Victoria station)」でトイレ休憩 − ロンドン旅行
【 Back 】EU離脱前!? グローバル都市をゆったり歩くロンドン旅行シリーズに戻る
2016年9月
ウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)
塔の営業時間: | 月〜金曜日 9:30〜17:00 土・日曜日 9:30〜18:00 |
---|---|
Web: | http://www.westminstercathedral.org.uk/ |
メモ: | 塔への入場料は、大人6£ バーチャルツアーはこちら。 |
コメント
コメントを投稿