フラワー・マーケットもない、平日の「コロンビア・ロード(Columbia Road)」の散歩 − ロンドン旅行

コロンビア・ロード(Columbia Road)
ロンドン|コロンビア・ロード(Columbia Road)

「コロンビア・ロード(Columbia Road)」は、毎週日曜日に開催される「コロンビア・ロード・フラワー・マーケット(Columbia Road Flower Market)」で有名ですが、平日に行ってみました。
商店は、日曜日でないと営業していないところが多いのですが(やっぱり日曜日がメインなので)人も少なく、ゆったりと散歩できました。

EU離脱前!? グローバル都市をゆったり歩くロンドン旅行シリーズ
今回は「コロンビア・ロード(Columbia Road)」 です。


コロンビア・ロード(Columbia Road)
コロンビア・ロード(Columbia Road)


コロンビア・ロード(Columbia Road)
LEOPOLD BUILDINGS WITH STORES AND ATTACHED RAILINGS
「コロンビア・ロード(Columbia Road)」に入ると、すぐに素敵な建物がありました。
右はカフェ「Maison Dellys」

※英国の保存建造物 (Grade II listed building)に指定


レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings) 1872年
レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings) 1872年
「コロンビア・ロード(Columbia Road)」沿いに建つ「レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings)」は、低所得の労働者のための住宅として、1872年に「The Improved Industrial Dwellings Company(IIDC)」によって建設されました。
※慈善家アンジェラ・ジョルジーナ・バーデット=クーツ(Angela Georgina Burdett-Coutts)により借り受けた土地。

The Improved Industrial Dwellings Company(IIDC)
ウォーター・ロー公園(Waterlow Park)寄贈した元ロンドン市長(Lord Mayor of London)の「サー・シドニー・ウォーターロー(Sir Sydney Waterlow)」によって1863年に設立、19世紀後半のロンドンで「ピーボディ・トラスト(Peabody Trust)」と並ぶ労働者階級の住宅供給等の非営利財団の慈善事業を行いました。。

※英国の保存建造物 (Grade II listed building)に指定


レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings) 1872年
レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings) 1872年
1997年に大規模な改修工事が行われたそうです。


レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings) 1872年
レオポルド・ビルディングス(Leopold Buildings) 1872年
バルコニーには洗濯物が干してあり、現在も住宅として利用されているのがわかりました。


The Birdcage
The Birdcage
かつての通り名「Birdcage Walk」の名前の残るパブ。
現在は、パブを展開する「The Draft House」グループが経営しています。

The Draft House
Web:http://www.drafthouse.co.uk/
Facebook:こちら


The Birdcage
The Birdcage


The Birdcage
The Birdcage


コロンビア・ロード(Columbia Road)
コロンビア・ロード(Columbia Road)
1860年代の雰囲気を残す商店が立ち並びます。


コロンビア・ロード(Columbia Road)
「Val's Sandwich Bar」


コロンビア・ロード(Columbia Road)


コロンビア・ロード(Columbia Road)
Pavilion Bakery

Pavilion Bakery
Web:http://pavilionbakery.com/


青い外観が可愛らしい文房具屋さん「Choosing Keeping」

Choosing Keeping
Choosing Keeping
素敵な文房具屋さん

Choosing Keeping
Web:http://choosingkeeping.com/


Choosing Keeping
Choosing Keeping
日本製の懐かしい文房具もありました。


Choosing Keeping
Choosing Keeping


コロンビア・ロード(Columbia Road)


コロンビア・ロード(Columbia Road)


コロンビア・ロード(Columbia Road)
「The Royal Oak」は、1923年にアーサー・エドワード・シューエル(Arthur Edward Sewell)によって設計、装飾タイルにはビール醸造会社「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」の彫刻があります。

The Royal Oak
Web:http://royaloaklondon.com/

Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited
「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」は
1666年まで遡る、歴史のあるビール醸造会社でした(1989年に閉鎖、2010年に再創立)。
1800年代の一時期は世界最大のビール醸造会社となり「インペリアル・スタウト(Imperial Stout)」が帝政ロシアに「I.P.A.(India Pale Ale)」がイギリス領インド帝国に輸出されていたそうです。
今でも、ロンドン中に「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」の装飾タイルや名前の残るパブや建物があります。

Web:http://www.trumansbeer.co.uk/

※英国の保存建造物 (Grade II listed building)に指定


コロンビア・ロード(Columbia Road)
車に注目してしまいますが、お店の宣伝のようです。



コロンビア・ロード(Columbia Road)


コロンビア・ロード(Columbia Road)


コロンビア・ロード(Columbia Road)


ギネス・トラスト・ビルディングス(Guinness Trust Buildings) 1862年
こちらは「ギネス・トラスト(Guinness Trust)」がブランドン・ストリート(Brandon Street)の次に手掛けた労働者向けの手頃な価格の賃貸住宅。

ギネス・トラスト(Guinness Trust)
ビール醸造会社で有名な「ギネス」創立者のひ孫「エドワード・セシル・ギネス(Sir Edward Cecil Guinness)」が、ロンドンとダブリンのホームレスの人々を助けるため1890年に設立。


Fanny Nelsons
「シップトン・ストリート(Shipton Street)」にあるお店。
家族連れが入って行きました。

Fanny Nelsons
Web:http://www.fannynelsons.com/


エズラ・ストリート(Ezra Street)
エズラ・ストリート(Ezra Street)
石畳の細い小径


エズラ・ストリート(Ezra Street)


コロンビア・ロード(Columbia Road)
コロンビア・ロード(Columbia Road)

この後、再び「ショーディッチ(Shoreditch)②」を散歩しました。


【 Next 】ショーディッチ(Shoreditch)②に続く

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2016年9月


コロンビア・ロード(Columbia Road)
Web:http://www.columbiaroad.info/


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