アメリカ初のゴシック様式の教会「セント・パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)」 − ニューヨーク旅行
「セント・パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)」は、1858年から1879年の間に建設、アメリカ初のゴシック様式の教会として1879年に公開されたそうです。
当初、中を見学する予定はなかったのですが、あまりに巨大で綺麗だったので、入ってみました。
春目前、まだ雪の残るニューヨークをふらっと観光シリーズ
今回は「セント・パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)」 です。
セント・パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)の外観
「五番街(Fifth Avenue)」を歩いていると、ゴシック様式の教会は、かなり目立ちます。
尖塔の高さは101mあるそうですが、周囲も建物も高い+フライング・バットレスがないので、ちょっと簡素な印象を持ちました。
改修工事後なので、年代物だとは感じさせない、新しさを感じます。
セント・パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)の内部
入り口(拝廊)で手荷物検査を終え、中に入りました。
身廊(Nave)から主祭壇を眺めます。
クリアストーリ(採光用の高窓)は青色のステンド・グラスで統一されているようです。
身廊(Nave)から後ろ(入り口)を振り返ると
バラ窓と大きな785本のパイプを備えたパイプオルガンが見えます。
後に作ったものなので、バラ窓を隠してしまっています。
ステント・グラス。
翼廊部分には、入り口があり、こちらは「51th Street」から入ることができます。
ここからだと3層構成がよく見えます。
こちらは「50th Street」から入ることができます。
ステンド・グラスはイエス・キリストの誕生の様子が描かれているようです。
主祭壇の左側には「聖パトリックの像(Statue of Saint Patrick)」があります。
床のモザイクはどうやら「小麦=パンはキリストの躰、葡萄=ワインは血の象徴」というキリストのシンボルがひとつになっているようです。
周囲のクローバーに似ているのは、聖パトリック(Saint Patrick)のシンボル「シャムロック」でしょうか。。
主祭壇の右側には説教壇(Pulpit)があります。
ここから周歩廊を歩きました。
奥には礼拝堂(写真撮影禁止)もあり、厳かな雰囲気に包まれていました。
ピエタ(Pietà)
このピエタは、彫刻家ウィリアム・オードウェイ・パートリッジ(William Ordway Partridge)による作品で、ミケランジェロ(Michelangelo)の作品と比べて3倍あるそうです。
バチカンに行った時、実際のミケランジェロのピエタ(サン・ピエトロのピエタ)をみたことがありますが、こちらはキリストが大きく、聖母マリアに寄りかかっている感じですね。
周歩廊をまわり終え、側廊部分も見学。
側廊にも座席が並んでいるのは、初めてみました。
側廊(Aisle)からの眺め。
この後、「グランド・セントラル駅(Grand Central Station)」に行ってみました。
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2017年3月
セント・パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)
Web: | http://www.saintpatrickscathedral.org/ |
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メモ: | 大聖堂内の地図(PDF)は、こちら。 |