リンダ・ラインエクスプレス(Linda Line) ヘルシンキ〜エストニア船旅
本日は、フィンランドのヘルシンキから、フィンランド湾を南下して、エストニア王国に向かいます。
高速船で約1時間半の距離なので日帰りもできますが(ガイドブックにも「日帰りOKと」よく記載されていますが。。)エストニアは中世の趣を残した世界遺産の旧市街タリンが素敵なので、ゆっくりしたいと、一泊滞在しました。
Vappuでピクニック・タリンで世界遺産の旧市街散策シリーズ
今回は「リンダラインエクスプレス(Linda Line) ヘルシンキ〜エストニア船旅」 です。
朝〜昼〜夜と様々な姿をみせるタリン旧市街と新市街を訪れるなら、やはり宿泊がお勧めです!!
今回のように船が遅れても、イライラしません。。
ヘルシンキからタリンへ船で移動
ヘルシンキータリン間は、大型のフェリー等を使用する方法もありますが。
・ターミナルが街の中心部でアクセスが便利
・高速船なので、乗船時間約1時間半と一番短い
ということで、往路だけ「リンダラインエクスプレス(Linda Line)」を利用することにしました。
リンダラインエクスプレス(Linda Line)※往路のみ利用
Web:http://en.lindaline.ee/
Web:http://en.lindaline.ee/
※結局、約1時間半というのが、今回は叶わなかったので。。復路は大型フェリー「タリンクシリアライン(Tallink Silja Oy)」にしました。
お勧めの移動方法!
個人的に、この航路は別の大型フェリー「タリンクシリアライン(Tallink Silja Oy)」がお勧めです!!
「タリンクシリアライン(Tallink Silja Oy)」の様子は、こちら。
「タリンクシリアライン(Tallink Silja Oy)」の様子は、こちら。
ヘルシンキ|マカシーニ・ターミナル
タリンへ向かう高速船が出るのは、ここ「マカシーニ・ターミナル(Makasiini Terminal) 」です。
こちらのターミナルは街の中心「オールド・マーケットホール(Vanha Kauppahalli)」の近くにあるので、アクセスが良く便利です
チケットを購入していなかったので、朝早くターミナルを訪れました。
オールド・マーケットホール(Vanha Kauppahalli)
HAPPY TRAVELER: 1889年創業「オールド・マーケットホール(Vanha Kauppahalli)」で大人気のスープを堪能!! - ヘルシンキ旅行
内部から入口正面を振り返っています。
左側にトイレやチケット売り場、右側に売店やコインロッカー、船の乗り場があります。
リンダラインエクスプレス(Linda Line)チケット購入
張り切って、チケット売り場に行くと「本日は、船が故障していて、到着時刻が遅くなりますが、いいですか?」と訊かれました。
→通常は11:20着予定のものが13:30着に変更とのこと。。
急な事なので、即答はできませんでしたが。。
色々調べると、これから他のターミナルに移動しても、タリンへの到着時間はそれほど変わらないので、仕方なくこちらを利用することしました。
※チケットの購入にはパスポートの提示が必要です。
本来の運行時間
ヘルシンキ/マカシーニターミナル(9:40発)ータリン/リンナホール(11:20着)
片道チケット19ユーロ(2015.5現在)
片道チケット19ユーロ(2015.5現在)
マカシーニ・ターミナル|コインロッカー
宿泊用の荷物があるので、ターミナル内にあるロッカーに預けて、朝食を食べに「マーケット広場(Kauppatori)」に行きました。
このロッカーの鍵ですが、いかにも絵に描くような「鍵っ!!」という形です。
マーケット広場(Kauppatori)
HAPPY TRAVELER: 日差しが心地よい春の「マーケット広場(Kauppatori)」で地元の味を堪能 - ヘルシンキ旅行
しかし乗船開始時間になっても船は来ず。。。
案内板を見たら、なんの案内もなく、そして密かに、出発予定と乗船開始時間が変更されていました!!
ターミナル内でも、変更に気付き始めた人々がザワザワしていました。
マカシーニ・ターミナル|高速船「Karolin」
船をやっとみることができました。、こちらは白地に赤色ですが、赤字に白色の「Merilin」という高速船もあるようです。
高速船「Karolin」|船内
乗船した席からは、エテラ港、「ウスペンスキー寺院(Uspenskin katedraali)」や
大きな観覧車「フィンエアー・スカイ・ウィール(Finnair Sky Wheel)」が見えます。
後方には、別のフェリーが見えます。
待ちくたびれて、やっとゆっくりできそうと思ったのですが。。
船内は本来の「高速船」仕様のため、船内座席は前後の幅が狭く、両肘掛けは動かないタイプ、今回のように、長時間乗っているのはかなり辛い。。
このビールはエストニアのものです。
エストニアは、フィンランド湾を挟んで、ヘルシンキの対岸にありますが、北欧とは違い、物価が安いようです。
船の中の飲食物は、ヘルシンキ価格でしたが、この先物価の安いエストニアでの買い物が楽しみです。
A. Le Coq
Web :http://www.alecoq.ee/
Web :http://www.alecoq.ee/
現在、ヘルシンキとタリンの間を渡っています。
タリンとの中間地点辺りまでは、ヘルシンキの携帯電話の電波も入りました。
※リンダラインエクスプレス(Linda Line)では、無料Wifiサービスはなし。
不審船のニュース
先月28日に「フィンランド海軍が、首都ヘルシンキに近いフィンランド湾領海で
前日から連続して現れた潜水艦とみられる不審な標的に向け、警告のため小型の爆雷を発射した。」とのニュースを聞いたばかりなので、少し気になりました。
先月28日に「フィンランド海軍が、首都ヘルシンキに近いフィンランド湾領海で
前日から連続して現れた潜水艦とみられる不審な標的に向け、警告のため小型の爆雷を発射した。」とのニュースを聞いたばかりなので、少し気になりました。
前方には、トイレがあります。
本来の「高速船」の良さを発揮できない本日の船内は、インターネット環境もないので
現代人は、手持ち無沙汰になります。
到着20分前になり、やっと到着予定時間の案内と到着遅れを謝罪する船内放送がありました。
エストニアに到着
エストニア王国に到着。
到着後は税関等、建物内を通ることもなく、この船着場横を歩いて、市街地に向かいました。
エストニアへの入国と通貨
エストニアは、2007年12月21日よりシェンゲン協定加盟国となり、EUおよびEEA加盟国からの旅行者は、エストニアに自由に入国できます。
また、エストニアの通貨もユーロなので便利です。
また、エストニアの通貨もユーロなので便利です。
ターミナルから徒歩10分程でタリン旧市街へ移動
港にはタクシーが待っていました。
エストニア語のタクシーは「TAKSO」なんですね。
かわいらしい響きです。
どのタクシーも車体がピカピカです。
タクシー移動
翌日、旧市街〜別のターミナル間の移動にタクシーを利用したのですが、旧市街は石畳が続くので移動する間ずっと、車内はガタガタと揺れが
続き、慣れない私は逆に疲れました!
荷物がない人は、右の高台から、フィンランド湾を見渡しているのでしょうか。
荷物のある私達は、横の道路をゴロゴロと、10分程度歩いて旧市街地を目指しました。
旧市街地への道すがら、工場と思っていたのは美術館でした。
左側には、巨大な煙突もあります。
エストニア・モダンアート美術館(Eesti Kaasaegse Kunsti Muuseum )
Web:http://www.ekkm.ee/muuseum/
Web:http://www.ekkm.ee/muuseum/
タリン旧市街へ到着
とうとう、タリンの旧市街が見えてきました。
「聖オレフ教会=オレヴィステ教会(Oleviste kirik)」の高い塔と、右側には「ふとっちょマルガリータ」と呼ばれている砲塔。
路面電車もレトロな感じがあって可愛らしいです。
この後、旧市街の散策「タリン旧市街の散策①(スールランナ門〜ピック通り〜ラエコヤ広場)」に続きます。
【 Next 】タリン旧市街の散策①(スールランナ門〜ピック通り〜ラエコヤ広場)に続く
世界遺産|タリン旧市街の散策①(スールランナ門〜ピック通り〜ラエコヤ広場)
【 Back 】Vappuでピクニック・タリンで世界遺産の旧市街散策シリーズに戻る
2015年5月
コメント
コメントを投稿