街の喧騒から離れて、小旅行?「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」の散歩 − バルセロナ・メルセ祭旅行
「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」は、バルセロナの中心部から地下鉄で数駅の地域ですが、以前は独立した隣町で、1897年からバルセロナ市となった地域です。
ゴシック地区の人も多さにもちょっと飽きてきたので、静かな(想像より。。)「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」の町を散歩してみました。
メルセ祭(La Mercè)で賑わうバルセロナの旅行シリーズ
今回は「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」です。
INDEX
- 地下鉄で「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」へ
- 「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」に到着
- 「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」の役所
- ネオゴシック様式の「サン・アンドリュー・デ・パロマ教会(Església de Sant Andreu del Palomar)」
- モデスト・ウルジェイ通り(Carrer de Modest Urgell)
- アジュンタメン通り(Carrer de l'Ajuntament)
- 木製の時計がある「クメス広場(Plaça Comerç)」
- モデルニスモ様式「カサ・ビダル(Casa Vidal)」
- ポンジ・ガリャルザ通り(Carrer de Pons i Gallarza)
- コルディ通り(Carrer de Cerda)
- ルベン・ダリウ通り(Carrer de Rubén Darío)
- 黒い聖母が描かれた家がある「ビントロ通り(Carrer de Vintro)」
- サン・アンドリュー市場(Mercat de Sant Andreu)
- バスコニア通り(Carrer de Bascònia)
- 地下鉄「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」へ戻りました
1.地下鉄で「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」へ
いつもバルセロナの街中の散策は、徒歩で移動が基本なのですが
今回は目的地まで遠いので
久々に、地下鉄に乗ってみました。
ドット表示が、ちょっと年代を感じますね。
2.「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」に到着
目的の駅に到着。
所要時間は20分弱ほどでした。
2-1.「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」の役所
「オルフィラ広場(Plaça d'Orfila)」に建つ、「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」の役所の建物です。
手間が地下鉄の出入り口(Pl. d'Orfila)、ここから出ると目の前にあります。
反対側をみると。。
2-2.ネオゴシック様式の「サン・アンドリュー・デ・パロマ教会(Església de Sant Andreu del Palomar)」
10世紀のロマネスク様式の教会があった場所に
1881年後陣、聖具室、礼拝堂、翼廊、長老会とドームが完成。
1882年ドームが崩壊、建築家Pere Falquésと「ジョセップ・ドメニク・イ・エスタパ(Josep Domènech i Estapà)」による設計でドームを再建。
1909年7月27から始まった「悲劇の一週間」や1936年の「スペイン内戦」では火災にあい、1939年に再建。
ジョセップ・ドメニク・イ・エスタパ(Josep Domènech i Estapà)の作品
・Casa Antoni Costa
・王立科学・芸術アカデミー(Reial Acadèmia de Ciències i Arts)
・Església de la Mare de Déu del Carme
・Casa Domènech i Estapà
・サン・アンドリュー・デ・パロマ教会(Església de Sant Andreu del Palomar)
・バルセロナ高等裁判所(Palau de Justicia de Barcelona)
・Farmàcia Bolós
・Casa Antoni Costa
・王立科学・芸術アカデミー(Reial Acadèmia de Ciències i Arts)
・Església de la Mare de Déu del Carme
・Casa Domènech i Estapà
・サン・アンドリュー・デ・パロマ教会(Església de Sant Andreu del Palomar)
・バルセロナ高等裁判所(Palau de Justicia de Barcelona)
・Farmàcia Bolós
現在はネオゴシック様式。
鐘もあり、時計もあり。
1965年から1967年に行われた地下鉄拡張工事の影響で内部に亀裂が入り、1985年に修復されたそうです、現在はドーム工事前??
前方からみるとこじんまりとして見えたのですが
横から見るとちょっと印象が違います。
2-3.モデスト・ウルジェイ通り(Carrer de Modest Urgell)
1910年よりバルセロナの学校で教鞭をとり、ミロも生徒だったという画家「モデスト・ウルジェイ(Modest Urgell)」の名前がついた通りです。
2-4.アジュンタメン通り(Carrer de l'Ajuntament)
駅前に戻ってきました。
通りは狭いですが、通り沿いの建物も低めなので、
薄暗いゴシック地区とは違い、どこに行っても太陽の光が注ぎ込みます。
通り沿いの2階以上の窓は、幅は狭くてもテラスがあります。
お店も閉まっています。。
訪問した時間帯が悪かったのですね。。
2-5.木製の時計がある「クメス広場(Plaça Comerç)」
そして、左側には木製の時計もあります。
2-6.モデルニスモ様式「カサ・ビダル(Casa Vidal)」
1906年に地元の建築家Joan Torras i Guardiolaによって設計。
モデルニスモ様式(113)です。
1階には「Versalles」というレストランが入っています。
Versalles
Web:http://www.barversalles.cat/
Web:http://www.barversalles.cat/
薄い緑色の壁と曲線のテラスが上品な雰囲気です。
この他、この近くには、モデルニスモ様式の建物があります。
・CAN GUARDIOLA(1904年)
Josep Codina i Clapésによる設計
・サンタ・パシア教会のモザイク(Mosaic de l'Església de Sant Pacià)
1895年 家具や内装をガウディが初期にデザイン
・Farmàcia GUINART (1896年)
・CAN GUARDIOLA(1904年)
Josep Codina i Clapésによる設計
・サンタ・パシア教会のモザイク(Mosaic de l'Església de Sant Pacià)
1895年 家具や内装をガウディが初期にデザイン
・Farmàcia GUINART (1896年)
2-7.ポンジ・ガリャルザ通り(Carrer de Pons i Gallarza)
「カサ・ビダル(Casa Vidal)」横の趣のある石畳の道。
大きすぎない木々の存在が、この街並みにあっています。
2-8.コルディ通り(Carrer de Cerda)
こちらは、この先行き止まりになりました。
この辺りから、長屋のような造りの2階建の建物がちらほら。
2-9.ルベン・ダリウ通り(Carrer de Rubén Darío)
駅周辺以外で営業しているお店を、やっと見つけました。
2-10.黒い聖母が描かれた家がある「ビントロ通り(Carrer de Vintro)」
住宅の壁のタイルに、絵が描かれています。
モンセラットの山の前に立つ「黒い聖母(Mare de Déu de Montserrat)」と音楽隊のようです。
2-11.サン・アンドリュー市場(Mercat de Sant Andreu)
ショック。。。
長いお昼休み中でした。。
1914年完成の市場です。
サン・アンドリュー市場(Mercat de Sant Andreu)
Web:こちら
Web:こちら
市場周辺のお店も。。
人の気配なし。。
ただ、、回廊が綺麗でした。
2-12.バスコニア通り(Carrer de Bascònia)
可愛らしい模様のタイルと、緑色の飾りがアクセントとなっています。
こちらもタイルの絵があります。。
通りに人がいないのですが、通りに面した家からは
楽しげに話す人の声が聞こえてきます。。
3.地下鉄「サン・アンドリュー(Sant Andreu)」へ戻りました
この後、今度こそ、本気で噴水をみるために「シウタデリャ公園(Parc de la Ciutadella)」に向かいました。
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2015年9月
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