なが~い「ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)」の散歩 − バルセロナ・メルセ祭旅行
「ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)」は、バルセロナの街を左上から右下に横切る大通りです。
今回は、オベリスクの建つ、「ジョアン・カルラス1世広場(Plaça de Joan Carles I)」付近から「トーレ・アグバール(Torre Agbar)」まで歩いてみました(もちろん寄り道あり)。
「ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)」とひと言で言っても、古い街並みからまだ工事途中の新しいバルセロナの街並み、両方が垣間見られる素敵な通りです。
メルセ祭(La Mercè)で賑わうバルセロナ旅行シリーズ
今回は「ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)」です。
1.Casa Pericas
Josep Maria Pericas i Morrosの設計、Josep Maria Pericas i Morrosと彼の家族のための建物です。
下部分は重厚な石造りのようです。
両脇の丸い筒状のデザインが面白いです。
2.Font de la Granota
手前には可愛らしい彫刻があります。
その手には。。
蛙を握りしめています。
この広場に面してある公園は、ロベルト宮殿の庭園(Jardins del Palau Robert)です。
グラシア通り(Passeig de Gràcia)側にはツーリスト・インフォメーションが入る「ロベルト宮殿(Palau Robert)」があります。
緑が豊かで、トイレ休憩にもお勧めです。
ロベルト宮殿(Palau Robert)
3.カサ・コマラット(Casa Comalat)
向かい側にあります。
かなりガウディの影響を受けているSalvador Valeri i Pupurull設計(1909〜1911年)のモデルニスモ様式(77)家です。
「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」のような雰囲気があります。
このお家、この正面とは全く違うデザインの裏側も見応えがあるようです。
機会があれば是非!!
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
クアドロ男爵邸(Palau del Baró de Quadras)
うどん屋さんを通り過ぎるとすぐです。
こちらもモデルニスモ様式(76)の建物。
Manuel de Quadras男爵の依頼により、1902年〜1903年にジュセップ・プッチ・イ・カダファルク(Josep Puig i Cadafalch)が改装。
彫刻が素晴らしいです。
ジュセップ・プッチ・イ・カダファルク(Josep Puig i Cadafalch)の作品
・カサ・アマトリェール(Casa Amatller)
・カサ・マルティ(Casa Martí)=クアトロ・ガッツ(Els Quatre Gats)
・Casa Serra(Diputacion de Barcelona)
・Casa Pich i Pon
・ラス・プンシャス集合住宅(Casa de les Punxes)
・Palau del Baró de Quadras
・カサ・アマトリェール(Casa Amatller)
・カサ・マルティ(Casa Martí)=クアトロ・ガッツ(Els Quatre Gats)
・Casa Serra(Diputacion de Barcelona)
・Casa Pich i Pon
・ラス・プンシャス集合住宅(Casa de les Punxes)
・Palau del Baró de Quadras
Església de la Mare de Déu del Carme
ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)沿いに建つ教会。
ジョセップ・ドメニク・イ・エスタパ(Josep Domènech i Estapà)により設計、 1910年〜1917年、1919年〜1925年の2段階で建てられた、ネオ・ビザンチン様式です。
ジョセップ・ドメニク・イ・エスタパ(Josep Domènech i Estapà)の作品
・王立科学・芸術アカデミー(Reial Acadèmia de Ciències i Arts)
・Església de la Mare de Déu del Carme
・王立科学・芸術アカデミー(Reial Acadèmia de Ciències i Arts)
・Església de la Mare de Déu del Carme
ラス・プンシャス集合住宅(Casa de les Punxes)は、モデルニスモ建築家であり、政治家・歴史学者のジュセップ・プッチ・イ・カダファルク(Josep Puig i Cadafalch)が、タラダスの3人娘のために設計、3軒の家を複合した住宅です。
実業家Alejandro Gioanの依頼により、
Ramon Ribera Rodríguez設計、モデルニスモ様式で1903年に完成。
狭い敷地に建つ家ですが、その分ガラスと鉄の美しい出窓の存在が大きいです。
※ルセリョロ通り(Carrer Rosselló)にあります。
サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)から海に向かってマリナ通り(Carrer de la Marina)を歩いているとちょっと個性的な建物が見えました。
ここから再びディアゴナル通り(Avenida Diagonal)を歩きます。
ここからは中央に広い歩道があり、歩きやすいです。
先はまだまだ長そうです。
やっぱり椅子が置いてあります。
一面が全て絵の建物「Barcelona posa't guapa」
建物の修繕と都市景観の向上が狙いのようですが
建物の一面が全て絵なのです。
拡大しても、細かい。。
住み心地はどうなのでしょうね。
この先が、グロリアス・カタラーナス広場(Plaça de les Glòries Catalanes)ですが、まだまだ工事中なんです。
先には金網があり、先まっすぐは行けません(ちょっと迂回します)。
ここでサッカーボールを使用するなんて高度ですよね。
遠くに、トーレ・アグバール(Torre Agbar)やデザイン博物館のディセニィ・ハブ・バルセロナ(Museu del Disseny de Barcelona)が見えてきました。
この辺り「本当にバルセロナ??」 って思ってしまいました。
まだまだ工事中ですが、今後どのようになるんでしょうね。
ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)を横断し、
中央にある歩道をまた歩き始めます。
トーレ・アグバール(Torre Agbar)
目の前にトーレ・アグバール(Torre Agbar)。
ここでは路面電車が走っています。
中央は歩行者、端っこを自転車が通るので歩きやすいです。
広い歩道なので、犬を連れた人もよく見かけます。
路面電車が走る所だけが芝生だなんて、なんか斬新!!
バルセロナで最も古いショッピング・モール「グロリアス・ショッピングモール(El Centro Comercial Glories)」
1995年オープンのバルセロナで最も古いショッピング・モール。
2001年のリニューアルオープンしたようで、まだまだ綺麗です。
グロリアス・ショッピングモール(El Centro Comercial Glories)Web:http://www.lesglories.com/
ここにも「UDON」が発見!!
皆さん色々な乗り物で通り過ぎていきます。
不思議な形のビルの前に
可愛らしい給油所を発見。
平和のメッセージを伝える彫刻。
Toni Batlloriの作品。
ランブラ・デ・ポブレノウ (Rambla del Poblenou)
ここで、ディアゴナル通り(Avenida Diagonal)の探索終了!!
この後、太陽の日差しを受けて一段と美しい「トーレ・アグバール(Torre Agbar)」を見上げました。
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2015年9月