美しい彫刻だらけの「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」を見上げてため息 − バルセロナ・メルセ祭旅行
「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」は、Francesca Morera i Ortizに依頼を受け、1902年から1905年にかけて「ドメイク・イ・モンタネール(Lluís Domènech i Montaner)」によってリフォームされた、モデルニスモ建築です。
依頼した本人は残念ながら完成前に他界、息子さんのAlbert Lleó i Moreraに引き継がれ、今日も使用されている「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」となりました。
前回は、内部を見学したので、今回は外から見上げました。
メルセ祭(La Mercè)で賑わうバルセロナの旅行シリーズ
今回は「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」です。
【前回】カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)
HAPPY TRAVELER: 公開開始したばかり!!モンタネールの「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」の見学 - バルセロナ旅行
前回、内部を見学したので、どの場所を覗いているのかがわかりやすいです。
この入口を入ったところから「ドメイク・イ・モンタネール(Lluís Domènech i Montaner)」の世界が広がります。
中央にあるのはエレベーター、手前の階段には、花柄模様が並んでいますね。
ドメネク・イ・モンタネール(Lluís Domènech i Montaner)の作品
・ サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)
2014年3月修復工事を終え一般公開
・ カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)
2014年春から一般公開
・カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)
・アントニオ・タピエス美術館(Fundacio Antoni Tapies )
・ホテル・エスパーニャ(Hotel Espana)
※レストランFONDA ESPAÑA(フォンダ・エスパーニャ)
・副司教館(Casa de l'Arcadia)
※入口右側にある大理石のポストのデザイン
・3匹のドラゴンのお城(Castell dels Tres Dragons)
・カサ・フステル(Casa Fuster)
・ サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)
2014年3月修復工事を終え一般公開
・ カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)
2014年春から一般公開
・カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)
・アントニオ・タピエス美術館(Fundacio Antoni Tapies )
・ホテル・エスパーニャ(Hotel Espana)
※レストランFONDA ESPAÑA(フォンダ・エスパーニャ)
・副司教館(Casa de l'Arcadia)
※入口右側にある大理石のポストのデザイン
・3匹のドラゴンのお城(Castell dels Tres Dragons)
・カサ・フステル(Casa Fuster)
「ドメネク・イ・モンタネール(LLUÍS DOMÈNECH I MONTANER)」の美しい建物リスト
カタルーニャ出身の建築家。
モデルニスモ期のバルセロナを中心に活動しました。
1階にはLOEWEが入っています。
ドラゴンの彫刻もいます。
柱もモザイクも花だらけ。
部分毎に、花の種類が違うようです、右はひまわり。
モザイク画は「Lluís Bru i Salelles」の作品です。
バルコニー部分。
名前の「モレラ(Morera)」が「桑」という意味であることから、正面には桑の花が正面に多様されているとか。。
正面一番上にあるテンピエットは、バルセロナ市議会の建築物の高さ制限を超えていたので、建設時に許可が必要だったようです。
1937年のスペイン内戦の際には、射撃場所として使用され、損傷を受け、修繕されているとのこと。
戦争はこんなに美しい建物も、壊してしまうのですよね。。
「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」は3代引き継がれ、維持はされましたが、「エウセビ・アルナウ(Eusebi Arnau i Mascort)」の女性の彫刻は、フィゲラスにあるダリ美術館に売られたり、戦争で破壊されたり、改装されたりと、完成当時とは異なっているようです。
なお「カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)」は、1943年に保険会社Sociedad Mercantil Bilbaoに売却、2006年には保険会社が買収され、現在はGroup Núñez i Navarroにより管理されているようです。
見づらいですが、テラスの女性2人の彫刻は、20世紀の発明品を持っています、左が蓄音機、右が電球です。
他に電話とカメラを持っているバーションもあります。
Antoni Juyol i Bachの作品。
この後、ゴシック地区、中世の趣のある通り「ビズべ通り(Carrer del Bisbe)」の散歩をしました。
【 Next 】ビズべ通り(Carrer del Bisbe)に続く
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2015年9月
カサ・リェオ・モレラ(Casa Lleo i Morera)
Web: | http://www.casalleomorera.com/ |
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メモ: | 見学の際は、床を傷つけるおそれのある、 ヒールの高い靴等での入場は 禁止されているようです。ご注意ください。 |