マーケットと人で賑わう、日曜日の「ブリック・レーン(Brick Lane)」 − ロンドン旅行
「ブリック・レーン(Brick Lane)」は、地元の煉瓦土を使用した煉瓦やタイル工場が多くあったことから15世紀に名付けられた通りです。
かつては「ホワイトチャペル・レーン(Whitechapel Lane)」と呼ばれていたようです。
時代の移り変わりと共に、様々な移民を受け入れながら、変化している「ブリック・レーン(Brick Lane)」は、ロンドンにいながら、ロンドンではないような、、、カレーの匂いが漂う通りです。
日曜日に行ってみました。
EU離脱前!? グローバル都市をゆったり歩くロンドン旅行シリーズ
今回は「ブリック・レーン(Brick Lane)」 です。
ブリック・レーンの見どころ
1.ブリック・レーンとは
1-1.移民の町「英語とベンガル語」が併記された街のプレート
19世紀にはアイルランド人やユダヤ人がこの地域に移住してきたのですが
20世紀後半、バングラディッシュ北東の都市シレットから多くの移民が移住し、
現在この辺りは、ロンドン最大のバングラデシュ・コミュニティがあるそうです。
プレートには、英語とベンガル語が併記してあります。
1-2.カレー屋さんがたくさんあります
このあたりは、カレー屋さんが並んでいます。
呼び込みの人が軒先に立っていて、商売熱心です。
2.周囲の通りには石畳の残る「ヘンエッジ・ストリート(Heneage Street)」があります
この通りは、趣のある石畳です。
少し進むと、パブ「ザ・プライド・オブ・スピタルフィールズ(The Pride of Spitalfields)」があります
帰りに寄ってみました。
ザ・プライド・オブ・スピタルフィールズ(The Pride of Spitalfields)
HAPPY TRAVELER: 猫好きにはお勧め!!伝統的な雰囲気のパブ「ザ・プライド・オブ・スピタルフィールズ(The Pride of Spitalfields)」
3.通り沿いにはたくさんのアート作品
「Suzzle」というお店のシャッターに描かれたAshes57の作品です。
下のWebページから、製作中の動画を見ることができます。
Ashes57
Web:http://ashes57.com/
Web:http://ashes57.com/
左)スティック(Stik)の作品。
右中央) Otto Schadeの作品
スティック(Stik)
Web:http://stik.org/
Web:http://stik.org/
Otto Schade
Web:http://ottoschade.com/
Web:http://ottoschade.com/
Dale Grimshawの作品。
Dale Grimshaw
Web: http://www.dalegrimshaw.com/
Web: http://www.dalegrimshaw.com/
こちらは、ストリート・アーティストROAによる作品
ROA
Facebook:こちら。
Facebook:こちら。
ここでは、ストリート・アートを巡るツアーがあるそうです。
ショーディッチ・ストリート・アート・ツアー(Shoreditch Street Art Tours)
Web:http://www.shoreditchstreetarttours.co.uk/
Web:http://www.shoreditchstreetarttours.co.uk/
「通り名」の看板の右にあるのは「Cytizen Kane」の作品。
右側には、ボーリング場「All Star Lanes」(1階がレストラン2階がボーリング場)があります。
Cytizen Kane
Web:https://www.youtube.com/cityzenkane108
Web:https://www.youtube.com/cityzenkane108
All Star Lanes
Web:https://www.allstarlanes.co.uk/
Web:https://www.allstarlanes.co.uk/
顔がカラフルで独特な作品は、Ant Carverの作品。
Ant Carver
Web:http://www.antcarver.com/
Web:http://www.antcarver.com/
高架の部分にもたくさんのストリート・アートがあります。
フランス出身で2012年からロンドンを拠点とする、ストリートアーティスト、イラストレータ、グラフィックデザイナー「Zabou」による作品(2015年)
Zabou
Web:http://zabou.me/
Web:http://zabou.me/
グラフィック・アートで埋め尽くされた歩行者通路「リーク・ストリート・トンネル(Leake Street Tunnel )」でも作品を観ることができます。
リーク・ストリート・トンネル(Leake Street Tunnel )
HAPPY TRAVELER: グラフィック・アートで埋め尽くされた歩行者通路「リーク・ストリート・トンネル(Leake Street Tunnel)」
木で造られたアート(?)もありました。
釘で打ち付けてありますが、「回すと、顔や服装が変わります。
ここまでくると、散乱したゴミまでもアートに見えてきます。。。
ここは、1839年から1980年代まで「The Turk & Slave」というパブでした。
オランダの切妻屋根のような現在の建物は、1920年代に「アーサー・エドワード・シューエル(Arthur Edward Sewell)」によって設計され、装飾タイルにはビール醸造会社「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」の彫刻があります。
Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited
「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」は、1666年まで遡る、歴史のあるビール醸造会社でした(1989年に閉鎖、2010年に再創立)。
1800年代の一時期は世界最大のビール醸造会社となり「インペリアル・スタウト(Imperial Stout)」が帝政ロシアに、「I.P.A.(India Pale Ale)」がイギリス領インド帝国に輸出されていたそうです。
今でも、ロンドン中に「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」の装飾タイルや名前の残るパブや建物があります。
Web:http://www.trumansbeer.co.uk/
「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」は、1666年まで遡る、歴史のあるビール醸造会社でした(1989年に閉鎖、2010年に再創立)。
1800年代の一時期は世界最大のビール醸造会社となり「インペリアル・スタウト(Imperial Stout)」が帝政ロシアに、「I.P.A.(India Pale Ale)」がイギリス領インド帝国に輸出されていたそうです。
今でも、ロンドン中に「Truman, Hanbury, Buxton & Company Limited」の装飾タイルや名前の残るパブや建物があります。
Web:http://www.trumansbeer.co.uk/
4.マーケットもたくさんあります
4-1.オールド・トゥルーマン・ビール醸造所
「ブリック・レーン(Brick Lane)」を横切り、建物同士を繋ぐ「オールド・トゥルーマン・ビール醸造所(Old Truman Brewery)」の建物。
トルーマンのロゴが見えてきました。
このあたりから人がたくさんです。
オールド・トゥルーマン・ビール醸造所(Old Truman Brewery)
HAPPY TRAVELER: イースト・エンド・カルチャーの発信地「オールド・トゥルーマン・ビール醸造所(Old Truman Brewery)」
HAPPY TRAVELER: トートーバックを買うと、オマケが。。「ヴィンテージ・マーケット(Vintage Market)」
車の中で演奏中。
4-2.「ストリート・マーケット(Street Market)」
この「ストリート・マーケット(Street Market)」は、鉄道の高架線付近から北上し
「ベスナル・グリーン・ロード(Bethnal Green Road)」までお店が点在しています。
5.個性的なお店もあります
5-1.チョコレート専門店「ダーク・シュガー・ココア・ハウス」
2013年にオープンした、ガーナ出身のオーナーが経営するチョコレート専門店です。
ダーク・シュガー・ココア・ハウス(Dark Sugars Cocoa House)
HAPPY TRAVELER: ヴィーガン(Vegan)のチョコレートもあり「ダーク・シュガー・ココア・ハウス(Dark Sugars Cocoa House)」
5-2.ブリック・レーン・ブックショップ(Brick Lane Bookshop)
本屋さん
ブリック・レーン・ブックショップ(Brick Lane Bookshop)
Web:http://www.bricklanebookshop.org/
Web:http://www.bricklanebookshop.org/
5-3.アンティークのお店「ディス・ショップ・ロックス」
アンティークのお店。
ディス・ショップ・ロックス(This Shop Rocks)
Facebook:こちら。
Facebook:こちら。
店内はたくさんの商品があります。
5-4.1855年創業「ベーグル・ショップ」
1855年創業と歴史があります。
ベーグル・ショップ(Beigel Shop)
Tweeter:https://twitter.com/bricklanebeigel
Tweeter:https://twitter.com/bricklanebeigel
5-5.有名なベーグル屋さん「ベーグル・ベイク」
有名なベーグル屋さん
この後、寄ってみました。
ベーグル・ベイク(Beigel Bake)
HAPPY TRAVELER: 24時間営業・年中無休のベーグルのお店「ベーグル・ベイク(Beigel Bake)」
5-6.開放感が心地よい「The Verge Bar」
「ブリック・レーン(Brick Lane)」沿いのバーでひと休みしました。
2つの通りに面した部分が、大きなガラス窓の開放的なバーで、人々が行き交う姿を見ているだけでも、楽しめます。
The Verge Bar
Web:http://thevergebar.com/
Web:http://thevergebar.com/
そして、お客さんも個性的な人が多いです。
「ブリック・レーン(Brick Lane)」はもう少し続きますが、今回の散策はこの交差点で終わりです。
この後、ヴィーガン(VEGAN)のチョコレートがある「ダーク・シュガー・ココア・ハウス(Dark Sugars Cocoa House)」に行きました。
【 Next 】ダーク・シュガー・ココア・ハウス(Dark Sugars Cocoa House)に続く
ヴィーガン(Vegan)のチョコレートもあり「ダーク・シュガー・ココア・ハウス(Dark Sugars Cocoa House)」
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2016年9月
ブリック・レーン(Brick Lane)
Web: | http://www.visitbricklane.org/ |
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