リスボン大震災で廃墟となった教会跡「カルモ考古学博物館(Museu Arqueologico do Carmo)」− ポルトガル旅行
「カルモ考古学博物館(Museu Arqueologico do Carmo)」は、1755年11月に起きたリスボン大震災で廃墟となった、1423年完成のゴシック様式の教会を利用した博物館です。
カルモ教会は、1389年「ヌーノ・アルヴェス・ペレイラ(Nuno Álvares Pereira)」によって設立され、1755年のリスボン大地震が起こるまでは、リスボンで最も美しいゴシック様式の教会として知られていました。
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今回は「カルモ考古学博物館(Museu Arqueologico do Carmo)」 です。
地震と引き続き起こった火事より甚大な被害をうけ、その後再建が始められたそうですが、19世紀半ばには完全に中断、1864年にポルトガル考古学協会初代会長「ジョアキン・ポシドニオ・ナルシーゾ・ダ・シルヴァ(Joaquim Possidónio Narciso da Silva)」によって「カルモ考古学博物館(Museu Arqueologico do Carmo)」が設立されたそうです。
行き方
博物館は高台にあります。
近くには、有名な「サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)」があるのでこちらを利用して(有料)訪れるのもいいですが、エレベーターに乗るための大行列を避けたいのであれは、「カルモ通り(R. do Carmo)」から「ガレット通り(Rua Garrett)」へ歩き、「ガレット通り(Rua Garrett)」にある無料のエスカレーター(一部階段があります)を利用すると、「カルーダ・サクラメント(Calçada Sacramento)」の急な坂道を登らずに、少し楽に行くことができます。
詳細は、こちら。
「サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)」は上りは行列がありましたが、下りは行列なく乗ることができました。
博物館は高台にあります。
近くには、有名な「サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)」があるのでこちらを利用して(有料)訪れるのもいいですが、エレベーターに乗るための大行列を避けたいのであれは、「カルモ通り(R. do Carmo)」から「ガレット通り(Rua Garrett)」へ歩き、「ガレット通り(Rua Garrett)」にある無料のエスカレーター(一部階段があります)を利用すると、「カルーダ・サクラメント(Calçada Sacramento)」の急な坂道を登らずに、少し楽に行くことができます。
詳細は、こちら。
「サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)」は上りは行列がありましたが、下りは行列なく乗ることができました。
教会前にある「カルモ広場」
博物館の前には「カルモ広場(Praça Largo Do Carmo)」があります。
昼間は広場のテーブルで寛ぐ人達がいて、とてもゆったりとした雰囲気です。
カルモ考古学博物館の外観
入り口は、教会の入り口です(大人4€)。
入り口では簡単なリーフレットが貰えます。
日本語のバウチャーは、こちら(PDF)
入り口の彫刻が歴史を感じさせます。
カルモ考古学博物館の館内図
リーフレットより出典。
現在「身廊・側廊・翼廊(Transept) 」部分は屋根がなく、「後陣(apse)=Hall1〜Hall5と聖具室(Sacristy)/ミュージアムショップ」は屋根があります。
カルモ考古学博物館の内部
入った途端に、もう外。。
そしてこの風景。
チケット売り場の裏側が階段になっており、みんな座って鑑賞中。
子供の顔をした頭部(Head)は、場所は不明、16〜17世紀の物.
Alter Front with rock-work
リスボンのロイス修道院 17〜18世紀のもの。
マヌエル様式の墓(Manueline Tomb)
16世紀 ポルトガルの都市、サンタレン(Santarém)
時々頭上を見上げ
落ちてこないか心配になります。
フェルナン・パイス(Fernão Pais)の墓石
リスボン、グロリア教会 1508年
Font Basins
16〜17世紀
リスボン
周囲では、地元の子らしき数人が遊んでいました。
St.João
18世紀 リスボン
お墓かと思いきや、噴水でした。
十字架修道院
18世紀 リスボン
Angle Window
サンタレン(Santarém) 16世紀
Manuelino Cross
S.Lazaro Hospital
リスボン 16世紀
こちらは出入口方面の様子。
中央の階段では寛ぐ人達の姿もあります。
この後、ホール(屋内)の中にも入りましたが、こちらは撮影禁止。
何があるかと言えば、礼拝堂、アズレージョの美しい壁、何と16世紀のペルーや紀元前5〜4世紀のミイラ(Mummy)など色んなものです。。
ホール内の「聖具室(Sacristy)兼ミュージアムショップ」にも寄ったのですが、「聖具室(Sacristy)」は使用中(貸し会議室として利用できるそうです)で入れませんでした。
左のマヌエル様式(Manueline)の窓が美しいです。
16世紀 リスボン
北側廊(North Lateral Nave)
窓の一部が少し残っています。
洗礼盤(Baptismal Font)
16世紀 Azamor
実は、先程行った、ホール内の「聖具室(Sacristy)兼ミュージアムショップ」の窓から見える景色が素晴らしく。
その上、外のカフェでは、人々が楽しそうに寛いでいたので、思わず店員さんに「あの場所には、どうやったら行けますか?」と行き方を訊いて、この後景色の素晴らしいカフェ・レストラン「トッポ・シアード(Topo Chiado)」行ってみました。
本当に旅は行き当たりばったり。。です。
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2017年6月
カルモ考古学博物館(Museu Arqueologico do Carmo)
営業時間: | 月〜土曜日 10:00〜18:00(10〜5月) 10:00〜19:00(6〜9月) 1/1・5/1・12/25および日曜日は休館日 |
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Web: | http://www.museuarqueologicodocarmo.pt/info_en.html |
メモ: | 一部展示室以外は、ほぼ屋外にあるので天候が悪い日は避けた方が良いです。 英語のガイドブックは、こちら 日本語のバウチャーは、こちら(PDF) |
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