リスボンの守護聖人聖ヴィセンテに捧げられた教会「サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会(Igreja de São Vicente de Fora)」 − ポルトガル旅行
「サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会(Igreja de São Vicente de Fora)」は、リスボンの守護聖人聖ヴィセンテに捧げられた教会と修道院です。
火・土曜日のみ開催されるマーケット「泥棒市(Feira da Ladra)」に行く途中に偶然見つけたので、入ってみました。
ポルトガルのベストシーズン到来!2大都市リスボンとポルトをゆる〜く散歩シリーズ
今回は「サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会(Igreja de São Vicente de Fora)」 です。
2つの鐘楼がある美しいルネサンス様式の教会
2つの鐘楼がある美しいルネサンス様式の教会を発見。
教会(無料)右側には、アズレージョが美しい回廊を持つ
修道院(有料)があるそうです。
「泥棒市(Feira da Ladra)」へは、この教会の左横の道を通ります。
元のアウグスティヌス修道院は1147年に設立。
「デ・フォーラ(de Fora)」とは城壁の外という意味で、建設当時ここはリスボンを囲む城壁の外に位置していたそうです。
現在の教会の建物は1582年から1629年に建設され、修道院が完成したのは18世紀。
1885年からはポルトガル王家最後の王朝、ブラガンサ家(Bragança)のパンテオンとしての役割もあります。
建築家「バルタザール・アルヴァレス(Baltazar Álvares)」の設計。
「ニッチ(niche)」には聖人等の彫刻があります。
教会内部の様子
側廊から見た教会内の様子
主祭壇の天井。
天蓋の形をした祭壇画
天蓋の形をした祭壇画はコインブラの出身、18世紀の最も有名なポルトガル人彫刻家「ジョアキン・マシャード・デ・カストロ(Johaquim Machado de Castro)」の作品です。
「コメルシオ広場(Praça do Comércio)」にある「ドン・ジョゼ1世の騎馬像(Estátua equestre de D. José I)」でもお馴染みの彫刻家です。
コメルシオ広場(Praça do Comércio)
振り返った、身廊の床
拝廊の方向。
とても簡素な印象です。
側廊の周囲には礼拝堂があります。
この後、本来の目的地である「泥棒市(Feira da Ladra)」に行ってみました。
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2017年7月
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