ポルトガルの真っ青な空に映える記念碑「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」 − ポルトガル旅行
「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」は、15世紀中ばから17世紀中ばの大航海時代を記念したモニュメントです。
最初のモニュメントは、1940年に開催された「国際博覧会(Exposição do Mundo Português)」に合わせてつくられましたが、大航海時代を導いた「エンリケ航海王子(Infante Dom Henrique)」の没後500年にあたる1960年に、現在の強固なものに作り変えられたそうです。
ポルトガルのベストシーズン到来!2大都市リスボンとポルトをゆる〜く散歩シリーズ
今回は「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」 です。
本来は「発見」というより、あくまでポルトガル船がその地に到着したというニュアンスなのでしょうが、、、ね。
モニュメント内部には入らなかったのですが、周囲を見学してみました。
アルカンタラ地区から電車でベレン地区へ移動
観光地へ行く車内は、この後も人が乗り込んできて、かなり混雑しています。
ジェローニモス修道院
「ジェローニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)」が見えてきたあたりで
電車を降りてみました。
本日のメインはこちらの見学なのですが、先に2箇所を見学してから、戻ってくることにしました。
ジェローニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)
HAPPY TRAVELER: 世界遺産「ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)」 − ポルトガル旅行
プラサ・ド・インペーリオ庭園(Jardim da Praça do Império)
1940年に作られた庭園です。
この庭園を横切り「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」を目指しました。
背後には「ジェローニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)」があります。
しかし、、、日差しが半端なく強いので、日陰に緊急避難。
庭園のテントで販売いているカラフルなアイスクリームを食べました。
ただ、あまりの暑さに、アイスクリームもダラダラと溶けてきます。。
「ブラジリア通り」を地下通路で横断し、発見のモニュメントへ
庭園を出ると、既に「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」が見えています。
手前の道路には信号がなく、ここから地下通路を使用します。
この地下通路を利用して「テージョ川(Tejo)」沿いのモニュメントに向かいます。
日差しが強くて、肌が焼けそうです。
帽子があってよかった!!
発見のモニュメント|ウィンド・ローズ(Rosa dos Ventos)
こちらは「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」の前にあるモザイク「ウィンド・ローズ(Rosa dos Ventos)」。
世界地図の日本の場所には、1541年と書かれています。
最初に、ポルトガル船が到着した年号です。
発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)
こちらが「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」への入り口です。
写真の左右側面に彫刻があります。
本来は5€のところ、リスボン・カードを持っているので、割引価格(3.50€)で中に入ることができますが、ここは、正直あまり興味がなかったので、入りませんでした。。
南北に細長い「展望デッキ」が7階にあるそうです。
両面合わせて33人の彫刻。
高さは52m。
船首には、カラベル船(Caravel)を手に持つ「エンリケ航海王子(Infante Dom Henrique)」
一番右の彫刻は、ポルトガル最大の詩人と言われる「ルイス・デ・ カモンイス(Luís de Camões)」
青空に白いモニュメントは凄く映えるのですが、日差しが当たる所は恐ろしいほど暑かったので、東側に行って、日陰でひと休みしました。
こちら側には陰があるので、
たくさんの人達が、モニュメントにもたれて、座っています。
テージョ川に架かる「4月25日橋」と「クリスト=レイ像」
「テージョ川(Tejo)」に架かる橋「4月25日橋(Ponte 25 de Abril)」と
遠くに見える「クリスト=レイ像 (Cristo-Rei)」。
ベレン灯台(Farol de Belém)
「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」の西側の様子。
右にそびえ立つのは「ベレン灯台(Farol de Belém)」、こちらも「発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)」と同様に、1940年の「国際博覧会(Exposição do Mundo Português)」の為に作られたそうですが、本来の灯台の役割はありません。
また、灯台の背後には「日本庭園(Jardim do Japão)」という庭園があるそうです。
徒歩でベレンの塔へ
一番奥に「ベレンの塔(Torre de Belém)」があり徒歩で行くことができます。ただ、塔まで直進して行く事はできませんのでご注意ください。(この先には、ヨットが並んだハーバーがあるので、ハーバーの手前を右折し、ハーバーを迂回する必要があります)
この後、「ベレンの塔(Torre de Belém)」に行ってみました。
【 Next 】ベレンの塔(Torre de Belém)に続く
HAPPY TRAVELER: 世界遺産、マヌエル様式の美しい塔「ベレンの塔(Torre de Belém)」 − ポルトガル旅行
【 Back 】ポルトガルのベストシーズン到来!2大都市リスボンとポルトをゆる〜く散歩に戻る
2017年7月
発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)
Web: | http://www.padraodosdescobrimentos.pt/en/ |
---|
コメント
コメントを投稿