アズレージョで有名な美しい駅「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」 − ポルトガル旅行
「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」は、1916年に開業した駅です。
修道院「Mosteiro de São Bento de Avé-Maria」の跡地に建てられた駅舎は、芸術家「ジョルジュ・コラッソ(Jorge Colaço)」によるアズレージョでも有名です。
テレビでは何度も観ていた「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」ですが、本物を見学に行ってみました。
ポルトガルのベストシーズン到来!2大都市リスボンとポルトをゆる〜く散歩シリーズ
今回は「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」 です。
ポルトにあるアズレージョの美しい建物
・アルマス礼拝堂(Capela das Almas)
・カルモ教会(Igreja do Carmo) 国内最大級のアズレージョ
・コングレガドス教会(Igreja dos Congregados)
・サン・ベント駅(Estação de São Bento) アズレージョで有名な駅
・サント・イルデフォンソ教会(Igreja Paroquial de Santo Ildefonso)
・ポルト大聖堂(Sé do Porto)
・Igreja da Ordem do Terço
・アルマス礼拝堂(Capela das Almas)
・カルモ教会(Igreja do Carmo) 国内最大級のアズレージョ
・コングレガドス教会(Igreja dos Congregados)
・サン・ベント駅(Estação de São Bento) アズレージョで有名な駅
・サント・イルデフォンソ教会(Igreja Paroquial de Santo Ildefonso)
・ポルト大聖堂(Sé do Porto)
・Igreja da Ordem do Terço
1.「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」の外観
ポルトの街中でも、存在感のある建物です。
意外にも、外観にはアズレージョはありません。
2.約2万枚のアズレージョで覆われた「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」のメインフロアー
「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」の中に入ってみました。
左奥から3面に渡り、約2万枚のアズレージョで覆われています。
アズレージョは「サカヴェン(Sacavém)」にある工場で作られたそうです。
テレビで何度もみた光景ですが、想像していたよりも「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」のロビーは、広く、アズレージョの大きさに圧倒されます。
2-1.メインフロアーの左奥
上部のカラフルなアズレージョは、ポルトガルにおける「輸送の歴史(História dos Transportes)」が4面を利用して、ひとつづきに描かれています(1875年5月20日のミーニョ(Minho)鉄道の開通まで)
2−1−1.「アルコス・デ・ヴァルデヴェスの激戦」
アズレージョを近くで見てみました。
こちらは12世紀の「アルコス・デ・ヴァルデヴェスの激戦(Torneio de Arcos de Valdevez)」の様子。
この下には
2−1−2.「家族をレオン王に紹介するエガス・モニス」
「家族をレオン王に紹介するエガス・モニス(Egas Moniz apresentando-se ao rei de Leao com a sua familia)」
2−2.メインフロアーの正面
入り口正面奥に、ホームがあります。
2−2−1.「聖女レメディオスの祭り」
ホームに向かう正面には、ポルトガルの歴史ではなく、北部の人々の暮らしの様子が描かれています。
中央部分は北部の町「ラメーゴ(Lamego)」のお祭り「聖女レメディオスの祭り(Procissão da Senhora dos Remédios)」の様子。
2−2−2.田園風景
田園風景。
2−2−3.「グアルテリアナス祭」
中央は、ポルトガル北西部でポルトガル王国の発祥地と言われる「ギマラインス(Guimarães)」で行われる祭「グアルテリアナス祭(Festas Gualterianas)」の様子。
2−3.メインフロアーの右奥
チケット売り場の窓口には、行列ができています。
2−3−1.「ジョアン1世のポルト入城」
こちらは再び、ポルトガルの歴史もの。
上部は、鉄道がやって来ている様子です。
中央は、「ジョアン1世がフィリパ・デ・レンカストレ(Filipa de Lencastre)との結婚(1387年2月2日)のためにポルトに入城したところ(Entrada de João I no Porto)」
2−3−2.「セウタの征服」
1415年8月21日、アフリカ北西端のイスラム都市「セウタの征服(Conquista de Ceuta)」の様子。
その後フェリペ2世がポルトガルを併合し、1580年から現在までスペイン領となっています。
2−4.「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」の天井
天井には、Vに見えるけど「ドウロ川(Douro)」と「ミーニョ(Minho)」と表示されています。
ポルトガル北部を表す「ミーニョ(Minho)」と表示されている方が、駅ホームです、ここは北部へ向かうローカル線の始発駅なので、このような表示になっているのでしょうね。
「ミーニョ(Minho)」とはポルトガルの北部、1936年に設立、1976年に解散したポルトガルの旧州だそうで、現在のブラガ地区と「ヴィアナ・ド・カステロ地区(Viana do Castelo)」に位置するそうです、ミーニョ大学やヴィーニョ・ヴェルデの産地。
2−5.メインフロアーの出入り口
青いアズレージョばかりが注目されていますが、こちらも素敵でした。
こちらは、アール・ヌーヴォーでしょうか。
個人的にはこちらの方が好きです。
3.「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」のホーム
せっかくなのでホームに行ってみました。
ホームの周囲は囲いがなく、周辺の住宅が丸見えです。
券売機はホームにあります。
ホームからメインフロアーと出入口がよく見えます。
4.「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」からの眺め
駅からは、観光客で賑わう「フローレス通り(R. das Flores)」がよく見えます。
フローレス通り(R. das Flores)
HAPPY TRAVELER: かつて貴族やブルジョアが好んだ通り「フローレス通り(R. das Flores)」 − ポルトガル旅行
この後、近くにある綺麗なアズレージョの外観に惹かれ「コングレガドス教会(Igreja dos Congregados)」に行ってみました。
【 Next 】コングレガドス教会(Igreja dos Congregados)に続く
HAPPY TRAVELER: アズレージョで装飾された教会「コングレガドス教会(Igreja dos Congregados)」 − ポルトガル旅行
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2017年7月
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