美しさで有名な世界遺産の書店「レロイ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello e Irmão)」 − ポルトガル旅行
「レロイ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello e Irmão)」は、1869年創業の美しいと有名な世界遺産の書店です。
今ではポルトの観光地、そして入場料が必要な世界遺産の書店ですので、現在は店内の写真を撮ることもできますし、もちろん本を購入することもできます。
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今回は「レロイ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello e Irmão)」 です。
※2015年7月から書店への入店に入場料が必要となっています。
今回訪れた書店
・ベルトラン書店(Bertrand Livreiros) リスボンにある世界最古の書店
・レロイ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello e Irmão) 美しい世界遺産の書店
・ベルトラン書店(Bertrand Livreiros) リスボンにある世界最古の書店
・レロイ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello e Irmão) 美しい世界遺産の書店
午前中の書店前は、このように行列です。
なので早めにお昼ごはんを食べて、皆さんがお昼ごはんの時間に行ってみました。
建物の外観は「ネオゴシック様式」と「アールヌーボー」要素が混在した建築様式、内装は「アールデコ」の要素が含まれています。
お店の前に行列はなし、
ただ入場券が必要なので、お店の前にいる店員さんに「入場券」を買うお店を尋ねて購入しました。
「入場券」の購入
書店の「入場券」は書店を正面から見て、左にずっと進み、左角にあるこの店内奥で購入できます。
書店に入るために「入場料」が必要になるのは、不思議な感覚ですが「世界遺産」の建物を維持する費用の一部になるのなら、仕様がないですよね!!
1906年完成の建物が現在でもこのように美しいのは、2016年にネオゴシック様式のファサードとステンドグラスの修復工事が行われているからです。
現在の建物は、技術者「Francisco Xavier Esteves」によって設計され、1906年に完成しました。
左)はアートを右)はサイエンスを表しているそうです。
世界遺産の書店の店内
店内に入ってみました。
横幅の狭い店内の中央には、有名な階段があります。
天井も凄いです。
曲線美で有名な「天国への階段」
そしてこの書店の特徴のひとつでもある階段は、その曲線美から天国への階段と呼ばれているそうです。
早速、上ってみました。
2階からの眺め
この階段、踏板は木製ではなく、コンクリートなのか、想像より硬いです。
表面の赤色の塗装が剥げているのが惜しい!
頻繁に観光客が行き来するので、維持するのも大変でしょうね。
ラテン語の表記があるステンド・グラス
中央の階段では、写真撮影する人が絶えません。
天井には8×3.5メートルに及ぶステンド・グラスがありラテン語で「Decus in Labore(奉納は労働なり)」とお店のモットが表記されています。
ステンド・グラスは、オランダの建築家「Gerardus Samuel van Krieken」によってデザインされ、国で最も古いステンドグラスのワークショップ「Vidraria Antunes」によって制作されました。
2階は1階と違って、外からの日差しが入り、明るいですが、可愛らしい照明もあります。
現在は使用されていませんが、店内奥にありました。
1階の床には、本を移動するために使用されたレールが見えます。
こちらは階段より奥のスペースにある、吹き抜け部分です。
店内は書店なので、もちろん本がたくさんあり、購入できます。
こちらで購入した本。
「ポルト」らしい街並みの様子が切り取られた素敵な写真がたくさん掲載してあります。
購入の際「入場券」を見せると、その分割り引いてくれます。
店内から外を見ると、店内の薄暗さがよくわかります。
この後、ポルトガル製の製品が豊富で建物が素敵な「ア・ヴィーダ・ポルトゲーザ(A Vida Portuguesa)」に行ってみました。
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2017年7月
レロイ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello e Irmão)
営業時間: | 月〜金曜日 10:00〜19:30 土日曜日 10:00〜19:00 |
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Web: | https://www.livrarialello.pt/en/ |
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