お土産購入にも最適!ポルト市民の台所「ボリャン市場(Mercado do Bolhão)」 − ポルトガル旅行
「ボリャン市場(Mercado do Bolhão)」は、ポルトの街を代表する市場です。
少し廃れた感のある市場内ですが「観光地化した市場」ではなく「市民の台所」という言葉がぴったりで、生鮮食品から手工芸品、飲食店など様々なものが揃っています(お土産も買えます)。
市場内も場所によっては人気がなく静まり返っているので、可能であれば、お昼ごはんで賑わう時間帯に行かれることをお勧めします。
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今回は「ボリャン市場(Mercado do Bolhão)」 です。
2階建ての市場は、入口が4箇所
南側の入口は、右側の屋根に彫刻のある所です。
1839年に、市がこの土地を取得した際にあった小川に気泡が湧いていたことから市場の名前に「気泡(Bolhão)」と名付けられたそうです。
現在現存している新古典主義の建物は「Correia da Silva」の設計で1914年に建設されました。
上の彫刻が、布に覆われているので少しわかりづらいですが
皆さん笑っているようです。。
こちらは南側の入口です。
ここから入ると1階ですが、北側の出入口は(傾斜を利用しているためか)直接2階から入ることになります。
出入口には、生きた鶏を連れた親子が歌を歌っていました。
布などの手工芸品がたくさん
入口付近は、とても賑わっています。
「恋人達のハンカチ」の刺繍をモチーフにしたプリント柄
タオル(toalha)と書いてありますが
手前の刺繍柄のものは「恋人達のハンカチ(Lenços de namorados)」の刺繍をモチーフにしたプリント柄です。
これらは、お土産にもぴったりですね。
ポート・ワインもたくさんあります
小さめのポートワインのセットは持ち運びも楽でいいですね。
ポルトガルの伝説に因んだ雄鶏「ガロ」がモチーフになった製品
ポルトガルの伝説に因んだ雄鶏「ガロ」がモチーフになった製品もたくさんあります。
市場中央には、カゴなどの工芸品があります
市場の中央まで来ました。
このあたりはカゴなどの工芸品が多いようです。
市場奥には、ローカルな雰囲気の飲食店があります
市場の奥まで来ると、中央にテーブルが並び、飲食店になっています。
おばちゃん達が暑い中、料理中。
通路に面した厨房には、調理前のたくさんの鮮魚が置いてありました。
店内は簡素で、食堂っぽい雰囲気です。
地元のおじいちゃんたちが多い印象です。
ガラスケースの上にも、上手に積まれたパンが。。
大量のオリーブやナッツ類
オリーブ好きなので惹かれますが、滞在も残りわずかなので諦めました。
上から吊るされたカラフルなお菓子「gomas」は「入れ歯」のモチーフがあって笑ってしまいます。
ドライフルーツも肉厚で美味しそうです。
チーズも種類が豊富です。
グラスワインとおつみまみの立ち飲みセットがあります
この流れでくるとやっぱりワインですよね。
と、この辺のお店では、グラスワインとおつまみセットが販売されているので、立ち飲みができます。
しかもワインの種類も、赤・白・ヴィーノヴェルデ、ポートワインなど種類がたくさんあるので、楽しめそうです!!
階段の近くは、魚介類のお店があるようです。
市場奥の階段を登り2階へ
市場の奥には2階へ登る階段があります。
北側の入口から入ると、直接この2階から入ることになります(それだけここの土地の傾斜が凄いのですね)。
2階へ登る階段のタイル
こちらは、タイルに描かれた広告
この階段から、市場の全体が見渡せます。
中央上部には2階左右を繋ぐ、渡り廊下があります。
市場2階の様子
2階は、残念ながら1階程賑わってはいません。
また、南側の半分は使用されていないようです。
2階部分は、生鮮野菜や果物が販売されています。
この先左側部分は、工事中なのか立ち入り禁止のようでした。
市場内はゴミがなく、綺麗に掃除されています。
市場建物に面した外の通り沿いにも店舗が連なっており、カフェや衣料品店などこちらがお洒落な雰囲気です。
この後、アズレージョで有名な「アルマス礼拝堂(Capela das Almas)」に行ってみました。
【 Next 】アルマス礼拝堂(Capela das Almas)に続く
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2017年7月
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