「ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Museo Guggenheim Bilbao)」の周囲を散歩 − バスク地方とバルセロナ旅行
「ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Museo Guggenheim Bilbao)」は、グッゲンハイム美術館の分館として1997年にオープンした、美術館です。
美術館の建物は、建築家「フランク・オーウェン・ゲーリー(Frank Owen Gehry)」による設計。
旧市街から少しありますが、川沿いをゆっくり散歩しながら美術館に到着し美術館の外観と周囲の作品を見学しました。
美術館の外観と周辺の作品だけでも十分満喫できました。
特に「サルベ橋(Puente de La Salve)」 からの眺めはお勧めです!
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今回は「ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Museo Guggenheim Bilbao)」 です。
INDEX
1.巨大犬「パピー(Puppy)」
「ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)」の作品「パピー(Puppy)」
犬種はウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアだとか。
そして、除幕式の前に爆破されそうになっていたのも有名な話だそうです。
ちょうど眉毛あたりがホザホザしているので、おじいちゃんみたい(題名は子犬ですが)で、より可愛らしさが増します。
後ろ姿もかわいい。
季節の花で彩られた、尻尾の形状がとても愛らしい!
2.六本木ヒルズでもおなじみ巨大クモの「ママン(Maman)」
六本木ヒルズでもおなじみ「ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)」の「ママン(Maman)」。
六本木では何度も見ているので、感動はないのですが、、
初めて訪れた地で「再会した気分」になる作品もいいですね!
3.霧のアーティスト中谷芙二子さんの「霧の彫刻(Fog Sculpture)」
「霧の彫刻(Fog Sculpture #08025)」は中谷芙二子さんの1998年の作品。
毎時0分に霧が出てきます。
この時間帯に橋を渡るのも、幻想的でいいですね。
4.アニッシュ・カプーア の「Tall Tree & The Eye 2009」
「アニッシュ・カプーア (Anish Kapoor)」の作品「Tall Tree & The Eye 2009」
右に見える近代的な建物は「シーザー・ペリ(César Pelli)」設計の「イベルドローラ・タワー(Torre Iberdrola)」です。
3つの軸の周りに、固定された73の反射球で構成されているようです。
ここまで来ると「ネルビオン川(Rio de Nervion)」側の美術館への出入り口(正面ではない方です)があります。
5.カラフルな「チューリップ」の彫刻と「火の噴水」
ガラス張りの美術館のアトリウム部分にある、カラフルなステンレス・スチール製の彫刻は「ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)」の作品「チューリップ(Tulips、1995~2004年)」です。(写真小さい、、)
イヴ・クライン(Yves Klein)の作品「火の噴水(Fire Fountain)」は、毎日18時30分に始まるため、見ることができませんでした。
池の四角い部分から、火が噴出するようです。
6.ダニエル・ビュラン「赤色のゲート(Arcs rouges)
1972年に建設された「サルベ橋(Puente de La Salve)」に、このお洒落な「ダニエル・ビュラン(Daniel Buren)」作の「赤色のゲート(Arcs rouges)」が追加されたのは2007年だそうです。
7.サルベ橋(Puente de La Salve) からの眺め
「パピー(Puppy)」の手前を右側に歩いていくと「サルベ橋(Puente de La Salve)」に行くことができます。
※エレベーター(一番の右側にある建物)があり「ネルビオン川(Rio de Nervion)」沿いと行き来できます。
サルベ橋(Puente de La Salve)の歩道に敷き詰められたタイルは「バルセロナ(Barcelona)」の街を思い出すタイルだと思っていたら!!
やはり同じ「ジュセップ・プッチ・イ・カダファルク(Josep Puig i Cadafalch)」のデザインでした。
違いは、花以外の部分に入れらた8本の線です。
これらは雨の多いビルバオで、水がたまらないようなデザインになっているそうです。
ちなみに私がビルバオで宿泊した部屋も、ベットなど部屋の家具がビルバオのタイル「La Baldosa de Bilbao」のデザインになっていました。
「サルベ橋(Puente de La Salve)」からは、存在感のある「ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Museo Guggenheim Bilbao)」と周辺のモニュメントが見えます。
この眺めはおすすめです!
8.建築家フランク・オーウェン・ゲーリー(Frank Owen Gehry)による設計の美術館
美術館正面から出入り口までは、川に向かって傾斜しています。
上から眺める建物の曲線美。
橋を渡る前に、歩道にせり出している美術館の建物のチタン。
見上げなくても、すぐ近くにあって迫力があります。
入口はガラス、屋根はチタニウム、壁は石灰岩だそうです。
美術館内は、ミュージアムショップやトイレなど無料で利用できます。
ミュージアムショップにはもちろん美術館のマスコット的存在「パピー(Puppy)」のキャラクターものもありました。
こちらは、トイレへ向かう廊下。
※本日は、本来なら月曜日の休館日でしたが、年間に5日(7・8月は除く)しかない開館日に指定されており、運が良かったです!!
旧市街から少しありますが、川沿いをゆっくり散歩しながら美術館に到着して外観や周辺の作品を堪能しました。
この後、中央に噴水がある美しい広場「モジュア広場(Plaza Moyua)」に行ってみました。
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2018年4月
ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Museo Guggenheim Bilbao)
Web: | https://www.guggenheim-bilbao.eus/ja/useful-information/hours-and-admission/ |
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