重厚感のあるガウディの初期の作品「カサ・カルベット(Casa Calvet)」− バスク地方とバルセロナ旅行
「カサ・カルベット(Casa Calvet)」は、1900年に完成した「アントニ・ガウディ(AntoniGaudí)」の初期の建物の一つです。
繊維製造業者の「ペレ・マルティル・カルベット(Pere Màrtir Calvet)」のために建てられました。
美食の街サン・セバスティアンでピンチョス祭り!シリーズ
今回は「カサ・カルベット(Casa Calvet)」 です。
通常イメージするようなガウディの作品とは違い、
こちらは地味なのですが、重厚感があります。
1900年に市のデザイン建築賞を受賞。
地下1階と1階は、オフィス、2階以上は居住用として作られ、現在も居住用となっているため、中を見学することはできません。
1階には老舗のチョコレート屋さん「チョコラーテス・ブレスコ(CHOCOLATES BRESCO)というお店があるようです
上部には3人の胸像があります
上部には、3人の胸像があり、ちょっと怖いです。
左は、オーナーの出身である町の守護神「聖ジネス・デ・ローマ(Saint Genesius of Rome) 」
中央は、オーナーの父親「Sant Pere Màrtir Calvet i Carbonell」
そして、
一番右にも、オーナーの出身である町の守護神「聖ジネス・デ・アルレス(Saint Genesius of Arles)」の胸像があります。
キノコの彫刻もあります
各所に、オーナーの好きなキノコの彫刻があります。
柱部分は、オーナーが繊維製造業者だったことから、積み重ねた糸巻の形だとか。。
鍛造した鉄でできた異なる形のテラス
入口の下部分。
彫刻といい、鍛造した鉄のデザインが入り混じって、すごいです。
オーナーのイニシャル「C」の彫刻もあります。
入口のドアが空いており、ちょっと中が見えました。
ドアの巨大な飾りは「ドア・ノッカー」です。
この後、建築家「アドルフォ・ルイス・イ・カサミチャーナ(Adolf Ruiz i Casamitjana)」の設計で1901年完成の美しい建物「カサ・リュレンス・カンプルビー(Casa Llorenc Camprubi)」を見上げてみました。
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2018年5月
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