ガウディが息を引き取った「サンタ・クレウ病院（Hospital de la Santa Creu）」跡と中庭「ルビオ・イ・ルッチ公園（Jardins de Rubió i Lluch）」 − バスク地方とバルセロナ旅行
「ルビオ・イ・ルッチ公園（Jardins de Rubió i Lluch）」は、以前は「サンタ・クレウ病院（Hospital de la Santa Creu）」の中庭として使用されていました。
現在「旧サンタ・クレウ病院（Antic Hospital de la Santa Creu）」の建物は、カタルーニャ州立図書館として使用されており、同じく中庭を取り囲む建物には医学部、イベント・展示会場等があります。
ラバル地区を散歩している時に、入口を偶然見つけて（以前から行ってみたかったので）、入ってみたら、写真フェステバルが開催されており、写真の展示も観ることができました。
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今回は「ルビオ・イ・ルッチ公園（Jardins de Rubió i Lluch）」 です。
「旧サンタ・クレウ病院（Antic Hospital de la Santa Creu）」は、ガウディが事故にあい、息を引き取った病院でもあります。
以前、バルセロナには６つの病院があり、それらを統合したものがこの「サンタ・クレウ病院（Hospital de la Santa Creu）」でした。
そして、バルセロナな人口増加に応えるべく、新しく建設されたのが「ドメネク・イ・モンタネール（Lluís Domènech i Montaner）」の設計した世界遺産の「サン・パウ病院（Hospital de Sant Pau）」です。
サン・パウ病院（Hospital de Sant Pau）
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「ルビオ・イ・ルッチ公園（Jardins de Rubió i Lluch）」への入口
通りを歩いていると、こんなに大きな建物が出現しました。
頭上には「旧サンタ・クレウ病院（Antic Hospital de la Santa Creu）」の紋章であった「末広十字架」を見ることができます。
※「ホスピタル通り（Carrer de l'Hospital）」側からも入ることができます。
「REAL ACADÈMIA DE MEDICINA DE CIRVGIA」という表示の横に「旧サンタ・クレウ病院（Antic Hospital de la Santa Creu）」という表示を発見。
早速、中に入ってみました。
入って左側に見えるのは「REAL ACADÈMIA DE MEDICINA DE CATALUNYA」
右側にあるのは「Casa de convalecencia」です。
その先に、緑の中庭が見えたので、看板を確認してみました。
中庭「ルビオ・イ・ルッチ公園（Jardins de Rubió i Lluch）」
おそらく歴史家の「ルビオ・イ・ルッチ（Rubio i Lluch）」に因んだ名前なんでしょうね。
公園は「ホスピタル通り（Carrer de l'Hospital）」と 「カルメ通り（Carrer del Carme） 」の両方から入ることができます。
14世紀から17世紀にまでさかのぼる中庭です。
マンダリンの木でしょうか。
回廊では、楽しそうに話している人たちもいます。
噴水の音だけが聞こえてきて、バルセロナの中心地にいるという実感がなくなりそうです。
中庭の先には。。
カタルーニャ図書館（Biblioteca de Catalunya）
この建物は、ガウディが息を引き取った病院「サンタ・クレウ病院（Hospital de la Santa Creu）」の元病棟です。
図書館の向かいの建物（LA CAPELLA）で、なにやら人が集っていたので、行ってみると。
写真フェスティバル「アート・フォト・バルセロナ（Art Photo Bcn）」
写真の展示が開催中。
興味がありそうに見えたのか、受付の人から「よかったら入ってみない、入場料は●€だけど、上でビールなどを無料で配布しているよ！」「無料？」という会話を終え、入ることにしました。
このイベントは第５回目、来年の６回めは2019年5月3〜5日開催予定とのことです。
会場の素敵な階段を上ると
アート・フォト・バルセロナ（Art Photo Bcn）
展示会場があり、
素敵な写真が展示されています。
会場はそれほど広くはなかったので、十分に作品を見ることができました。
会場奥では、ビールやらお酒、ソフトドリンクが、入場チケットと交換でもらえるので、会場の皆さんは殆ど、飲みながら、会場で歓談中。
ビールやミネラル・ウォーターと、チケットを交換してもらいました。
イベント中の場内はこんな感じになり、身動きが難しくなったので
早めに会場を後にしました。
この後、3年ぶりに巨大ネコとの再会「「ボテロのネコ（El Gato de BOTERO）」に続きます。
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2018年5月
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