美しいネオムデハル様式の闘牛場跡と闘牛博物館を見学「モヌメンタル闘牛場(Placa de Toros Monumental)」 − バスク地方とバルセロナ旅行
「モヌメンタル闘牛場(Placa de Toros Monumental)」は、、1914年に開業された元闘技場です。
現在は「闘牛博物館(Museo Taurino)」として、またイベントスペースとして使用されています。
以前から前を通り、気にはなっていたのですが、今回ちょうど「闘牛博物館(Museo Taurino)」開館時間に通りかかったので、見学してみました。
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今回は「モヌメンタル闘牛場(Placa de Toros Monumental)」 です。
スペイン=闘牛というイメージがありますが、バルセロナでは、2012年1月1日から闘牛が禁止になりました。
こちらは、闘牛場跡をショッピングモールにした「ラス・アレナス(Las Arenas)」とは違います。
ラス・アレナス(Las Arenas)
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モヌメンタル闘牛場(Placa de Toros Monumental)の外観
アラブ的なネオムデハル様式がとても目立ちます。
当初は「ノウセンティズム(Noucentisme)」様式で「マヌエル・ジョアキン・ラスパル・イ・マヨール(Manuel Joaquim Raspall i Mayol)」の設計で建てられ、後に「Ignasi Mas i Morell」と「Domènec Sugrañes i Gras」によって、ネオムデハル様式部分に拡張されました。
モヌメンタル闘牛場(Placa de Toros Monumental)
太陽の日差しが、正面のタイルに反射して、眩しいです。
「闘牛博物館(Museo Taurino)」があります!
ちょうど午前中の入場時間に、間に合いそうだったので、入ってみました。
闘牛博物館(Museo Taurino)
営業時間:火〜土曜日: 10:00〜14:00(1:30迄に入場)
16:00〜19:00(18:30迄に入場)
入場料:6€
営業時間:火〜土曜日: 10:00〜14:00(1:30迄に入場)
16:00〜19:00(18:30迄に入場)
入場料:6€
中に入ると、イスに座って日光浴しているおじさんがポツンといたので、近所のおじさんかと思ったのですが、、
挨拶をして、話を聞いてみると、闘牛場の受付のおじさんでした。
闘牛場を囲む円形の通路
通路は、薄暗いですが、2011年までは闘牛場として使用されていたので、整備されています。
【トイレ】
トイレの表示はたくさんありますが、殆どドアが施錠されています、ので実際使用できるトイレは、入口付近(入って、右側)にあるトイレ(1個所)だけでした。
闘牛場を囲んで、円形の通路には、上の観客席か闘牛場へ続く、入口がたくさんあります。
こちらは観客席へ続く、階段。
青い空に映える闘牛場跡
ここは、カタルーニャ議会が闘牛を禁止する法律を可決して以来、カタルーニャで闘牛が開催された最後の場所でした。
こうしてみると、同じ「闘牛場」のためか、アルルで見た円形闘技場と似ています。
アルルの円形闘技場 L’Amphithéâtre(les arènes)
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闘牛場「砂場(RUEDO)」に降りてみました
青空の下、広い闘牛場の中央に立つと、気分も上がります。
ただ実際の闘牛では、影の席の方が日向の席より高価らしいですね。
退避壁「burladero(ブルラデーロ)」まで遠いです。。
この闘牛場内壁は「タブラ(Tabla)」というらしいです。
この防壁の前の闘牛士の避難壁を「ブルラデーロ(Burladero)」ということすら知らなかったのですが、想像より狭いですね。
闘牛場には礼拝堂もあります!
闘牛場の会場横には、礼拝堂があります。
FCバルセロナの本拠地「カンプ・ノウ(Camp Nou)」を見学した際も、ピッチに入る直前の所に、礼拝堂がありました。
中には入れなかったので、窓から覗いてみました。
闘牛博物館(Museo Taurino)の建物
「GUADARNES」とは「馬具置き場」の事らしいです。
入口は、写真左にありますが、まずは階下部分を覗いてみました。
今度は、こちらを見てみます。
厩舎のようですね。
闘牛博物館(Museo Taurino)に入ってみました
この階段を上り「闘牛博物館(Museo Taurino)」に入ってみました。
博物館の中は、誰もいません。
「マノレーテ(Manolete)」として知られている「マヌエル ・ ロドリゲス(MANUEL RODRIGUEZ)」の像
「マヌエル ・ ロドリゲス(MANUEL RODRIGUEZ)」の像
「モヌメンタル闘牛場(Placa de Toros Monumental)」の様子
当時のポスターを見ることができます。
もう一つ奥の建物へ行ってみることにしました。
通路の反対側には、こんな場所がみえました。
こちらは、闘牛士が使用した衣装がたくさん飾ってありました。
闘牛士「ドミンゴ・オルテガ(Domingo Ortega」が使用した衣装
1953年8月16日に、闘牛士「ドミンゴ・オルテガ(Domingo Ortega」が復帰した際、この闘牛場で使用したものだそうです。
闘牛は全く知らないので、詳しい方には、嬉しい衣装なのかもしれませんね。。
こんな、華奢な靴で闘っているのですね。
この後、直火で焼き上げた美味しいパエリア屋さん「チリンギート・エスクリバ(Xiringuito Escribà)」に行きました。
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2018年5月
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