ワインの産地ヤラバレーを訪れるワイン三昧ツアー!「ヤラバレー・ワイナリーツアー(Yarra Valley Winery Tour)」に参加 − メルボルン旅行
「ヤラ・バレー(Yarra Valley)」は、1838年に遡るビクトリア州最古のワインの産地で、80以上のワイナリーがあるそうです。
メルボルンから北東60kmほど離れた(車で約1時間)場所にありますが、利用できる公共交通機関が殆どなく、個人で行くにはレンターカーが必須、せっかくなら気軽にワインをたくさん飲みたいので、1日で4軒のワイナリーを巡る「ヤラバレー・ワイナリーツアー(Yarra Valley Winery Tour)」に参加して行ってみました。
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今回は「ヤラバレー・ワイナリーツアー(Yarra Valley Winery Tour)」です。
「ヤラバレー・ワイナリーツアー(Yarra Valley Winery Tour)」は、たくさんの会社がツアーを開催しているようですが、今回はメルボルンに到着後(しかも年末年始の時季)に予約したので、日本語ツアーは既に完売。
ランチ付きのほぼ1日(9:00〜17:00)のワイン三昧ツアー(詳細は、こちら)に参加しました。
広大な自然やぶどう畑を目に、一緒に食べるランチの時間や(やっぱり)ワインの力もあって、様々な国や地元から参加している他のツアー客の方とも仲良くなり、楽しい一日を過ごしました。
なお、以前からドン・ペリニヨンで有名なシャンパン・メーカー「モエ・エ・シャンドン」が開設したワイナリー「ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)」が好きで、ここだけは行きたいと思っていたのですが、超有名なワイナリーとあってどのツアーでもこの「ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)」には行くことができるようです。ご安心ください!
INDEX
1.集合場所は5箇所
集合場所は、予約する際に滞在場所に近い、5箇所から選択できます。
今回は「セント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)」の正面で待ちました。
待ち合わせ時間である9:20のこの辺りには、同じようなツアーのバスが停車しており、
バスが到着するたびに、ガイドさんに名前を告げて確認するパターンでした。
セント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)
HAPPY TRAVELER: 「セント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)」 − メルボルン旅行
2.ツアーのバスの車内
ワイナリーへ向かう、約1時間の道中、車内での飲食は禁止。
もちろんトイレもありません。
2-1.行きの車内でお昼のメインを決定!
2-2.車窓からみる長閑な「ヤラ・バレー(Yarra Valley)」の景色
周囲は、どんどん長閑な雰囲気になってきますが、
ここはオーストラリア
クネクネした山道も時速制限が70キロなので、小さなツアーバス内はかなり揺れ、身体が揺さぶられました。
「かわいい〜」と思いながらも、スピード恐怖症気味の私の心は穏やかではなかったです。(帰路は酔っ払ってるからか、少し大丈夫になりました)
3.【1軒目】「トーカー・エステート(Tokar Estate)」
1軒目の「トーカー・エステート(Tokar Estate)」に到着。
当初のスケジュールとは少し違うようですが、バスの中で当日にスケジュールの案内があります。
ツアーの詳細にも、「ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)」には必ず立ち寄りますが、ランチ会場やワイナリーの順番が変更になる場合がありますとの記載がありました。
庭にはバラがたくさん咲いていました。
3−1.5種類のワインを試飲しました
説明を受けて、5種類試飲しました。
少量ずつでも、5種類飲むと、結構酔っ払いそうですが、どのワイナリーにも試飲のとき口に含んだワインを吐き出すための容器「スピトゥーン(Spittoon)」があるので、全てを飲む必要はありません。
たくさん試飲をしたので、トイレに行ったのですが、すでに列が。
トイレの表向きのドアは、2つ。
女性2人が前に並んでいたのですが、それぞれの個室に入り、
一人が出てきたので、空いた個室に入ろうとすると、すでに中に人の気配が、ノックをすると「入ってるの!」「え!」と驚くと「そう、個室は1個なのよ、出入り口は2つなのに、変でしょう」という返答。
基本的に今回訪問したどのワイナリーもトイレは綺麗でした。
ワイナリーの周囲は、本当に緑だらけ。。
ぶどう畑に囲まれて、います。
到着直後は雲があった空も、見事に晴れ渡りました!
まだ青いぶどうがありました。
4.【2軒目】ヤラ・ヴァレーの新星「ソウマ(Soumah)」
2007年に設立したワイナリー「ソウマ(Soumah)」。
「第21回 ジャパン・ワイン・チャレンジ(21st Japan Wine Challenge 2018)」でプラチナメダルを受賞しています。
ソウマ(Soumah)
Web:https://soumah.com.au/
Web:https://soumah.com.au/
出入り口正面には、美しい青いラベルのワインがたくさん並んで、販売されています。
ヤラ・バレー(Yarra Valley)は、古くからシャルドネやピノ・ノワールが盛んに栽培されてきたことで世界的にも有名になったそうですが、ここでは「テロワール(ブドウを取り巻く全ての自然環境のそれぞれの特徴?)」が類似している北イタリアのブドウ品種「サヴァロー(SAVARRO)」等が栽培されています。
4-1.8種類のワインを試飲することができます
試飲できる8種類はこちら。
最後は希少なブラケット種(Brachetto)の甘口ロゼも お試しできます。
試飲の最後には、自分が好きなワインを一つ選んで、グラスに注いでもらい、お昼を食べるために、テーブルに向かいました。
※試飲用のグラスは、どこのワイナリーも最初に手にしたグラス1つで試飲します。
ここでは、試飲の最後が甘いロゼワインだったので、口直し用の水でグラスを軽く洗いました。。
4-2.ワイナリー内にある「Trattoria d’Soumah」でお昼を食べるとツアー客通し仲良くなれます!
先程、試飲をした「ソウマ(Soumah)」の店内奥には、「Trattoria d’Soumah」があり、大きなテーブルがあります。
メニューは、行きの車内で決めた「メイン料理」+パン+グラスワイン+コーヒーか紅茶(ポットで提供)。
料理は、全員分が用意できてから提供されるためか、上のパスタは柔らかくなっていました。。
魚は、ワインに合って、とても美味しかったです。
ここでは、一緒にお昼ご飯を食べるので、他のツアー客の方とも仲良くなりました。
パワフルなメルボルン在住でイギリス出身の女性(20代の頃、片道切符だけでオーストラリアにやってきたとか)や、世界中を旅行されている香港出身のご夫婦、そして学生時代メルボルンに住んでいたことのある日本人の方たちなど、楽しい時間が過ごせました。
先程お昼を食べたのは、この建物の中。
建物の中からも、このような景色が楽しめました。
5.【3軒目】オーストラリアで最も有名なワイナリー「ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)」
「ドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)」は、ドンペリニヨンで知られるフランスの老舗シャンパンメーカー「モエ・エ・シャンドン社」が生産拠点として1986年に設立。
個人的にも日頃お世話になっているメーカーなので、とても楽しみでした。
5-1.保管庫の見学(ridding hall)
シャンパンボトルを逆さにして、ボトルを回転させることにより「おり」を集めるそうです。
埃の積もったボトルには、誰かの名前が。。
いつの日か、このワインと再開でいることを祈りました。
5-2.ドメイン・シャンドンの試飲は1種類のみ
このツアーで、ここでの試飲できる種類は、残念ながら1種類のみ。
4種類の中から、1種類をもらって、好きな場所にそれぞれ向かいました。
目の前には、やっぱりぶどう畑。
5-3.ぶどう畑を見ながら、美味しいスパーリングを飲むことができます
別料金で生ガキなど、レストランメニューも充実しています。
こんな景色で、大好きな「シャンドン(Chandon)」のスパーリングワインが飲めるなんて「メルボルンまで来た甲斐があった!」と思える素敵な時間でした。
5-4.店内にはたくさんの種類のワインが販売されています
「セラードア(試飲直売所)」があり、今までみたことのない種類のワインが販売されていました。
6.【4軒目】最も古いワイナリーのひとつ「イエリング・ファーム(Yering Farm)」
ヤラバレーで最初にワイナリーを創業した1838年創業の老舗。
ここは、今回いったワイナリーの中で一番こじんまりとして、雰囲気が素敵なところでした。
店内の様子
決して広くはないですが、雰囲気がいいですね。
ここでも試飲ができたのですが、そろそろ飽きてきて、途中で脱落。。
テラス席で寛ぎました。
6-1.イエリング・ファームに住み着くかわいい「ポッサム(Possum)」
外のテラス席で寛いでいると、ゴソゴソと何か動物が近づいて来ました。
可愛かったのですが、なんの動物か知らなかったので、ツアーガイドさんに尋ねると即答(私の質問にかぶせるよう)で「ここに住んでいる、ポッサム(Possum)!」とのこと。
顔を隠しても、しっぽだけはこんな感じ、、可愛らしかったです。
今回のツアーでは、1人1本ずつ
ここのワインのボトルをお土産にいただきました(期間限定とのこと)。
この後、メルボルンの中心までバスで送ってもらい、仲良くなった他のツアー客とも挨拶を交わしてバスを後にしました。
その後、部屋でひと休みして「今日はワインはいらないや」と思いつつ、オージー・ビーフを食べにステーキ専門店「レア・ステーキハウス(Rare Steakhouse)」に行き、気づいたらまたワインを飲んでいました。
【 Next 】レア・ステーキハウス(Rare Steakhouse)に続く
オージー・ビーフを食べに!ステーキ専門店「レア・ステーキハウス(Rare Steakhouse)」
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2019年1月
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