街並みを見下ろすルーフトップバーがオススメ!「ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)」− メルボルン旅行

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
メルボルン|ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)

「ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)」は、メルボルンのボヘミアン文化の発祥地「フィッツロイ(Fitzroy)」にあるルーフトップバーからの眺めがオススメのレストラン・バーです。

旅行前に「移民の国、オーストラリアなら美味しいバスク地方の料理ピンチョスが食べられるだろうなぁ」と妄想、インターネットで検索し「ルーフトップバーが素敵&ピンチョスがお手頃価格で食べられる」ということで行ってみましたが、現在は同じバスク料理屋さんでも、ピンチョスではなく、ムール貝とフライドポテトが売りのお店に変わったようです。

世界一住みやすい都市メルボルンで年越のカウントダウンシリーズ
今回は「ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)」 です。


1階「NAKED DOWNSTAIRS」にはバーとレストラン。
屋上階「Naked in the Sky」には、ルーフトップバー、ラウンジ、レストランがあり、屋上からの眺めがよいので晴れた日はオススメです。



ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)の外観

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
「ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)」のお店が入るこちらの素敵な建物は、食料品店「Moran&Cato」本社として1882年に建設されました。
食料品店「Moran&Cato」は、1881年に創業、1969年にPermewan Wright Limitedに買収されたそうですが、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、オーストラリア最大の食料品のチェーン店だったそうです。


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
なお、このお店「ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)」の「Satan」は「悪魔」のことでなく、1928年にロシアから逃げ出し、食料品店「Moran&Cato」の掃除人兼世話人として働いていたロシア人Leon Satanovichのニックネーム「Satan」に因んで名付けられています。

ここからの話は真実かはわかりませんが、、、
大恐慌時代にアルコールの価格が高騰したとき、「Satan」が店の倉庫で見つけた銅ボイラーで、彼の祖国の飲み物である蒸留酒「ウォッカ」の密造を始めたそうです。
メルボルンの暑い夏と製造過程に発生する熱の中で作業する「Satan」は、暑さを少しでも凌ぐためにほぼ裸(パンツだけを着て)で作業をしており、その様子を知る友人やお客さんが、密造酒を求めてやってきた際に入るための秘密の合言葉が「Let’s get naked for Satan」だったとか。。



1階のバー「NAKED DOWNSTAIRS」

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
お酒が並ぶ1階の店内は、ちょっと暗め。


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
写真の右側にあるは、銅製のボイラーやパイプ。
上の「Let’s get naked for Satan」の話が本当かどうかは別として、店内ではもちろんウォッカを飲むこともできます。



2階のエレベーターから屋上へ

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
1階奥にあるエレベーターで使用して、屋上階へ向かいます。



屋上階「Naked in the Sky」に到着

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
屋上階に到着すると、右側にバー・カウンターがあります。


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
建物中央には、レストラン。
ここはしっかりと食事をしたい方におすすめのようです。
建物の中(屋根あり)なので、天候に左右されませんね。



ルーフトップバー

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
そして、先程のバーとレストランを囲むように、屋外の周囲にルーフトップバーが広がっています。
こちらは、セルフサービスなので、自分で場所を確保し、飲み物やちょっとした食べ物は、先程のバー・カウンターで注文する必要があります。


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
やっぱり、店内より
気軽に利用できるルーフトップバーは、人気のようです。

本日は晴れているので、屋上で寛ぐには最適ですね。



日向と日陰の差にはご注意!

ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
この季節(夏)の屋上は、屋根ありとなしでは、雲泥の差。
日向に座った人たちは、男女問わず、みなさん日焼け止めをしっかり塗り直していました。


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
こちらはルーフトップバーから眺める、メルボルンCBD(セントラル ビジネス ディストリクト)側。
高層ビルも見えますが「ブランズウィックストリート(Brunswick Street)」の先に見える大きな尖塔を持つ国内最大のゴシック建築「セント・パトリック大聖堂(St Patrick's Cathedral)」が印象的です。


セント・パトリック大聖堂(St Patrick's Cathedral)


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
逆の方向は、低い建物が立ち並んでいます。
「ブランズウィックストリート(Brunswick Street)」沿いはお洒落なお店がたくさんあって、この後も楽しみながら歩きました。


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
日差しの強い席から、日陰の席へ移動したら、かなり楽になりました。

トイレは屋上階より、1階、階段を降りたところにあります。
店内もそうですが、階段の周囲の壁には、古い裸ばかりの写真が飾られていて、不思議な世界が広がっています。

この後、1996年にメルボルンで生まれたオーストラリア発の紅茶専門店「ティーツー(T2)」に行ってみました。


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2019年1月


ネイキッド・フォー・サタン(Naked for Satan)
Web: https://www.nakedforsatan.com.au/


地図


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